残念ながら、うらしま女の章では葉月薫というアイドルを死なせてしまったわ。
『死印』と同じで、怪異を救済ではなく破壊してしまったらしいな。
ま、やり直すのも面倒だし、仕方ないよね。
※以下、ネタバレ!注意!グロテスク!注意!
うらしま女の次は、金時首太郎。
斧を手にした大男が、犬の首を狩って歩いている。いや、犬だけではない。人間の首も…。
『スリーピーホロウ』的な?
首をカッ切られた犬の死体が、電柱にぶら下げられている。切られた首はどこへ?
調べて行くうち、怪異の正体が分かって来た。
金時首太郎とは、斧を持つ大男、に見えるが、実は大石金子という女の子。
金子は知能が低く、視覚過敏で症候性肥満。クマのぬいぐるみを弟と思い、大事にしていたが、そのぬいぐるみの首が取れてしまう。
御神木に、首をさげて祈ると願いが叶う、と聞いた金子は、勘違いをしていた。
「首をさげて」を、「首を捧げて」、だと思ったのだ。
弟(ぬいぐるみ)の首を治す為に、御神木に捧げる為の首を集めていた。
そこで私は不思議に思った。
…は?
首をさげて、も首を捧げて、も
同じ事じゃないの。
首を狩る理由として、同じ事でしょ。何が違うのよ。
私はそう思ってました。
はい!
賢い方は、お気付きでしょう!この、私の勘違いの理由!
つまり、正しいのは「首をさげて」。
金子が勘違いしていたのは、「首を捧げて」。
「どっちも同じ事でしょ」と思った私の勘違いは
首を「さげて」=首を「提げて」。
つまり「手に持って」の意味だと思っていたのですよ。まるで鞄を提げて、の様に。
正しいのは、頭を下げる、つまりお辞儀をして祈れ、って事ね。
首を捧げて、ではないが、けして首を手に提げて、でも無い。
はははははははははwww
ニホンゴムズカシイネー。