『祝姫』「幻姫」感想 | ゲームヲタクの脳内補完

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ほぼゲームの話しかしないと思います。時々マンガや人形(ドール、フィギュア)の話もしてます。

テーマ:
『祝姫-祀-』、最初の『呪姫』をクリア。

続く『幻姫』が始まると


いきなり、見るに耐えない不細工。
目を背けたくなる不細工。
嫌悪感を抱く程の不細工。

※以下、盛大にネタバレ。注意!!

『不思議の国のアリス』をモチーフにしたような悪夢の世界で、セチュというチェスのようなゲームをしている女の子。


黒神十重、椿子、とは違う、新たな女の子出現。
可愛い!
しかし、ゲームに勝つ為に、自分の指を切り落とし、手首を切り落とし、目玉をつぶし、歯を抜かなきゃならない、等と物騒な事をあっけらかんと言っている。

「痛いと認めちゃだめだ」「自分を石像だと思い込む」そうやって、指を切り落とされても平然を装っている女の子。


無理だった。

到底、我慢できる痛みじゃない。拷問器具で、指を切断され、目玉にドリルを突き立てられる女の子。
こういう、かなりの残虐シーンが満載です。

もちろんこれは、悪夢の中。
このエリスという女の子は、鼎という、主人公と同じ学校に通う先輩だった。

鼎と同じシャチホコ部(社会地域奉仕貢献部)に入部し、仲良くなる主人公。
鼎と主人公は、互いに惹かれ合っていく。

鼎は、夢の中ではエリス。エリスはあの不細工なセチュの王様に、醜い芋虫の体にされていた。
そんな事とは知らない主人公、鼎の夢の中に入って来てしまう。
しかも、鼎と愛を語り合ってしまう。そりゃ、主人公は知りませんからね。
鼎が、醜い芋虫の姿をしている事を。
でも、私達プレイヤーは知ってる。
鼎が、醜い芋虫の姿をしている事を。


愛を誓った主人公に、自分の本当の姿(下半身が芋虫)をさらけ出そうとする鼎。
「後悔したら、ぶっ殺す」

このシーン、めっちゃ怖ぇ!!!

残虐シーンやらグロシーンやら、それは特に怖いとは思わないんだけど、こういう「ダメ!!主人公、逃げてー!!」な、恐怖が迫り来る感じ。

ただ、私の場合、ホラー好き、オカルト好きで、こんなゲームばっかやってるせいで、恐怖に耐性ができちゃってるんだな。
ここが怖いシーンだ、とは思うんだよ。ただ「うおぉお~!こえぇ~!(喜)」
顔文字で言うと、こう。→ニヤニヤ

しかも、この後芋虫化した鼎ちゃんは、主人公も仲間(芋虫)にしようと迫り来るんですが、そうはならなかった。主人公が芋虫化する前に、鼎は………。

この話、良かったよ!
自分を「オイラ」と呼ぶのがちょっと痛い、と最初は思ってましたが、鼎ちゃん可愛いよ!
私的には椿子や十重より、鼎だな!!
主人公にとっては恐怖でしか無いんだろうが、鼎ちゃんが黒い影と戦うあたり、愛を感じるなー!
恋する女の子は、可愛いね!例え、下半身が芋虫でも!