侠客傳の見所、聴き所は啖呵だと謂う愛山先生の『次郎長傳』を聴きに墨亭さんへ行きました。

二日間で私が読んだ三代目伯山の本だと十二、三話を四話に纏められていて、米屋の長五郎が次郎長になり、枡川ノ仙右衛門の父親が、義理の母、お美津が神澤ノ小五郎と間男して、不義がバレた為に殺された所までが一日目で、

今日は法印大五郎の登場から、秋葉山のお祭に次郎長が乗り込み、仙右衛門の仇討ちを成し遂げる迄でした。




・法印大五郎上 https://ameblo.jp/mars9241/entry-12650568004.html


・法印大五郎下 https://ameblo.jp/mars9241/entry-12650569650.html


・神澤ノ小五郎の悪事 https://ameblo.jp/mars9241/entry-12650695711.html


・対決、甲州秋葉山 https://ameblo.jp/mars9241/entry-12650829524.html


・法印大五郎、神澤ノ小五郎を騙す https://ameblo.jp/mars9241/entry-12651249613.html


・枡川ノ仙右衛門の仇討ち https://ameblo.jp/mars9241/entry-12651650522.html


・次郎長、吃安の旅籠へ殴り込む https://ameblo.jp/mars9241/entry-12652059509.html


私が読んだ三代目伯山の本で、七話分を愛山先生はコンパクトに編集されて、二話に要約されていて、ダレ場なく、吃安と黒駒ノ勝蔵が碁を囲んでいる場面で、次郎長が切る啖呵が見事で御座いました。

続きは、正月にやるのかな?三馬政から保下田ノ久六からお蝶が死ぬ辺りまでかな?!また、機会があれば続きも聴きたいです。