
maroonsweets sachiです。
毎年、この時期になると、思い出すのが「白い恋人
」
北海道土産の定番中の定番、ホワイトチョコレートとラングドシャーの最高の組み合わせ、
これを考えた人に感動です
お菓子を思考する人たちのアイディアって、本当に素晴らしいなぁと感心します。

2018年に、白い恋人パークイルミネーションに展示するためのお菓子を作って欲しい!と依頼を受けました。
びっくりしましたが、大好きな白い恋人のお菓子を作成できるなんて!こんな嬉しいことはない!と二つ返事で承諾をしました。
オーダーは石屋製菓さんのメインのお菓子9点を実物より5倍くらいの大きさで!食品サンプルだと可愛らしさがないから、
粘土で可愛らしい雰囲気が出る作品が良いと考えているとのこと。
食品サンプルは材料が石油のため、リアルに作れる代わり、人工的な感じに仕上げるので
『かわいい!!』感じにならないのは理解できます。
それでも、やっぱり5倍の大きさのスイーツを作成するのは初めてだったので、可愛らしく作れるのか
疑問を抱きつつ、張り切ってチャレンジしました!!

作ってみると、いつもは一発勝負の私でしたが
最初に作った白い恋人は、焼き色や質感をダメ出しされたり、
チョコレートのはみ出し感がリアルでなかったり、
なかなかオッケーをいただけなくて、両面合わせて、10枚以上作り直しました
この時、大きな作品だったため、予想以上に粘土をこねて柔らかくしたり、平べったくしたり、力を使うので
肩や腕が痛くなって、途中で楽しい気分がだんだんと、苦しい気持ちになって来て、
やめたくなったことを思い出します
あんなに、楽しみにワクワクした気持ちはどこへやら、なんでこんなことしてるのかなぁと
失敗作品を眺めては、時間だけ流れてゆくのが虚しくて、締め切りに終われるスイーツ作りは大変過酷なものでした



それでもど根性で!
この白いバームは、一発勝負!!でと念力に近い気持ちと集中力で仕上げました

美冬というミルフィーユは、断面がうまく表現できずにやり直しを重ね。

あいがとー の焼き菓子は、
質感と焼き色のダメ出しで10個以上作り直しました。

キャンディは、すけるくんを使用したら、ヒビが入ってしまい、
乾燥まで時間がかかったのに、うまくいななくて、
結局、100円ショップの粘土で作成することに。
他にもハート型のロリポップも、難しくて大変でした

最終的に、スイーツの翼として完成させるため、強度を出すためにニスだけでなく、
防水スプレーなどでこうテーィングをしたり。
デコレーションするのに配置に悩みながら、締め切りのギリギリに完成し、
気がつくと夜の11時を過ぎておりました。

今思えば、、、
最後の達成感
や感動はどこへやら・・・
『私、もう、粘土やめてたいかも』と、終わった時はすっかり
燃え尽き症候群となり、私の楽しいから作る!!というスタンスが完全に崩壊した体験だったと振り返ります
この時の経験で私が感じたことは、
この時、たくさんの方に協力をしていただきながらの作成でありましたが、
なぜか孤独で、なぜかつまらなく、なぜか、大好きなお菓子や粘土が嫌いになったということ。
その原因を突き詰めてゆくと、
やらされ感と愛情不足。
まるで受験生と同じような心境で、欠乏感の中で追い詰められて目標達成をしなければならなかった環境。

せっかく頑張ったのに
では・・・
どうだったら、どうしたらよかったんだろう?
それは、やっぱり
愛
なんだと思います。
せっかく完成した翼に、吹き飛ばされるかもしれない、壊れるかもしれない、そんな不安も煽られ、
あの時、終わってまでも壊れたらすぐに作れるように予備も数個作るように指示があったことは、
気持ちの中でも晴れやかになれなかったなぁと思います。
私の中で、もっと喜んでくれると思ったのに、もっとすごいねって褒めてくれると思ったのに、
もっと楽しい経験になると思っていたのに、そんなネガティブな思考がぐるぐると頭の中で
回転してしまって、すっかり息喪失となり、そのまま粘土はもうやりたくない!に行き着いてしまったから。
今だったら、違うよねって。
やらされてると思ったのは自分。させていただけてありがとうの感謝
の気持ちが自分に足りなかったから。
褒めてくれなくても、自分で満足できていたらオッケーなはず
結局、人のためにすることが自分のためになっていることを認識していれば、あんな気持ちにならなかったはずなのです。
全ては自分のため
自分の心が自分の満足を決めます。
何事も、自分のためにやらなくてはいけないのだという勉強でした。
勉強も自分のために!もちろん、自分が満足するためにするってことが大切ですね
そして、どんなことがあってもあきらめないこと。
信じたことは最後までやり抜くことは必須です
挫けそうになりながら、とりあえず?最後まで諦めなくてよかった!!です。
だって、白い恋人スイーツの翼作成は、私にとってかけがえのない経験です
こんな経験を体験できたことが幸せだったと
感謝しかありません
勉強だってあきらめないで頑張ったことは、後になってきっとよかった経験になるはず。
白い恋人パークに今でも飾っていただいているスイーツの翼
食べられないお菓子は永遠です!!
札幌観光の際は、ぜひ記念撮影して見てくださいませ

