「濡れ場」 | 研のゲイ術的生活

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BLの「濡れ場」。死語ですね。いまは聞きません。何が濡れているのでしょう。結合部?(笑)「ベッドシーン」もあまり聞かない。昨今はなんといっているのでしょうか。

実際に「濡れ場」はできないので、夢ないし妄想していることにして、男優2人に濡れ場を演じさせるのはお決まりのシナリオになっています。台湾、タイ両方で見たことがある。日本のBLは、「何食べ」と「チェリまほ」しか知りませんが、キスシーンさえなくて面白くありません。重点はそこにないと言われれば返す言葉はないですが。チェリまほはキスしそうなところでドアが閉まるのだったと思います。

それはともかく、見ていて、夢が出てくると、またか、と思ってしまいます。しかし、役者は本当に濡れ場を演じているわけなので、視聴者としては、夢だろうが現実だろうが文句はないです。ただ、あまりリアルな濡れ場はなくて、わざわざ乳首をさけておかしなところを舐めていたり、おかしな行動が多い。

もちろん監督の意向でしょうけれども、いわゆる前戯しか写さない。「前戯」も死語っぽい。いま何というのでしょう。エロヴィデオではちゃんとやってますよね。

エロビとBLが映すところを合わせると一貫し、完全な姿になります。焦点が違うだけ。BLは、やっているところを含意し、ほのめかし、隠す。重点はそこになくて、ここで2人はセックスしましたという記号にすぎない。エロビは、記号でなくそのものを見せて金をとる。なにがいいたいのかよくわからなくなってきました。

タイのBLでは、最近になって、(これエロビ?)と思うほどのシーンがあって嬉しいですね。しかも長い。露天風呂で、口でコンドームの袋を破等、オラオラ後背位みたいなのもありました。あとはこれまでなかった、口交(台湾の言い方)をほのめかすとか。

ところで、日本の春画に口淫を描いたものがないのは有名ですが、不思議ですね。やっていなかったはずはないのに。