えっ、もしかしたら全裸?と思うと愉快というか、楽しいですね。想像の喜び。いいんです。どうせ2人は極度な異性愛者なのですが。Est (右)と、William (左)といいますが、いまや、スーパーカップルになっています。
ケミストリーとよくいいます。それがあるんですね、この2人には長続きしそうな感じです。カップル役でも、そのあとが続かない例をタイや台湾のBLで山ほど見てきました。日本でBLはまだキワモノ扱いなので、ドラマが終われば俳優は光より速くまた異性愛者に戻ります。まことにつまらない国です。こんな土壌では同性婚が認められるはずもありません。タイでは、ドラマの後も、2人で世界中を回って歌い、踊って稼ぎまくります(笑)。
それはともかく、むかし、30数年前、2丁目の中の十字路があって、その角に、カフェがありました。名前は覚えていません。毎週、授業後に行って、コーヒーを飲んでいましたが、バーだったかもしれません。カウンターはいちおうありました。トイレのドアノブが、太い勃起男根のオブジェ(?)で、毎回恥ずかしい思いをしました。そんなものを握ったことは性生活においてまだなかったから。
それはともかく、ある日、短髪オネエ系、40歳ぐらいの人が、フリでもいいのよー、と叫んでいました。周りはドン引きです。いかにもゲイというふうに背筋を伸ばしてテーブル席に座っている。まだ夕方ですよ。酔っていたのでしょうか。フリでもいいとは、愛しているフリなんでしょうか。愛に飢えていたのかも知れません。プチ修羅場ですね。よく行っていた渋谷のバーは健全な感じのところで、クダを巻く人なんかはいませんでした。巻いたら出禁になったでしょうね。わたしも別の理由で出禁だったことはすでに書きました。
ココロカフェという別のカフェが2丁目にはあって、そこにも1人でよく行ってました。ゲイたちを見るとなんとなくほっとするわけです。昔は、定期的にゲイのいるところへ行きたくなってましたね。誰とも話さないんです。友だちなんかはいない。眺めるだけでわずかに安心感がありました。
いまや加齢でそういうのはどうでも良くなりました。台北では普通の繁華街、西門の紅樓付近で、ゲイは異性愛者たちと渾然一体と存在し、話しています。後ろにはおばさんや、不機嫌そうな女、男子高校生のグループもいるんです。ゲイだけが集まるアンダーグラウンド的なところは少なそうですね。発展サウナだけでしょうか。行ったことないですが。





