台湾の民度の高さ | 研のゲイ術的生活

研のゲイ術的生活

研の平凡なゲイ的生活を(ときおりは赤裸々に)語るブログ。

『エコノミスト誌』12/3号、p.25:

台北郊外にはゲイの神様、うさぎの霊を祀る寺があって参拝客はすべてゲイである。

台北のゲイパレードは80,000人。オランダ、日本、中国に支配されたからというのはその説明にならず、蒋介石の独裁への反抗という要素が大きい。

ゲイの権利、環境問題、フェミニズムはすべて草の根運動から生まれ、1987年の完全民主化で成功した、と。

2004年には小学校でゲイへの寛容を教えることになった。養子を含めた同性婚法案は今年成立するかも知れない。そうすれば、アジアで最初になる。台湾、すごい。

つまり、蒋介石が「ゲイは入隊できない」と差別したことが、反対運動に連なっている。ボールを地面に打ち付けた反動のエネルギーだ。

日本は昔から寛容であったし、あからさまな法的差別がなかったが、このぬるま湯状態が、むしろ、現在の不幸な結果になっている。

迫害されたり、差別された方が、そのエネルギーを利用し、反動で良い方向に向かう。

日本だと万事、まあまあ、なあなあになってしまう。じゃあ、あからさまな差別や、英国のソドミー法のようなのがあった方がよかったのか、と、言われるとこまるが、あった方が、徹底した差別撤廃にまで追い込めるということである。抵抗勢力がなければ、戦いようがない。

日本のゲイはたぶん曖昧で、不安定な地位のまま生き続けることになるだろう。