語り継がれる少林寺木人拳の主題歌! 謝花義哲の伝説! | 何でもアル牢屋

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ジャッキーチェンの昔の映画の主題歌を扱った関連動画が異常に増えた。私自身、ジャッキーの<拳シリーズ>と呼ばれるジャンルに掛けてはコアなファンを自負しているので、こう言った現象は素直に嬉しい。しかも非常に凝っていて作り手の愛を感じる。劇中での演出では観られない映像と歌の絶妙な組み合わせであったり、或いは映画評論家に成りきったつもりで本格的な解説をするファンであったり、楽器が出来る人は自分で演奏をしたり、多種多様で観てて面白い。拍手してやりたい位グッド!

 

 

 

動画で注目すべきはレコードのB面の曲で、私の様な昭和50年世代のファンにとっては馴染みが無い。レコード屋さんは商店街に行けば、あるにはあったが、満足な金を持っていない少年達が出入り出来る様な場所ではなかったし、レコーダーもレコード盤も高値なので、余程好きでない限り金持ちの家でないと持っていなかったのではないか。
ジャッキー映画の主題歌の中でも頭一つ抜き出てると感じるのが、76年作の<少林寺木人拳>で、日本公開版にのみ収録された謝花義哲(しゃばな よしのり)の歌う<ミラクル・ガイ>で、動画サイトで今でも熱く語られている。

 

 

 

謝花義哲について語ると、ほぼ馴染みが無い。そういう人が殆どではないのか?

昭和の歌番組でも観た事がない。姿すら見た事が無かったので、マジな話、架空の人なのかとさえ思っていた。だがSNSの普及で、その姿が披露される事になった。どんな容姿の人なのか、どんな感じの人なのか、現在、彼は既に60代になっていたが、此処2~3年にラジオ出演や特別ゲストとしてYouTube出演したりしてファンを喜ばせている。詳しい経歴は此処で見て頂きたい。
経歴をバーッと見ていくと、確かに派手な活動はない。テレビ向きではなかったのかテレビでの歌唱と言うのも見当たらない。目についたのはアニメの<プラレス三四郎>で、主題歌を作曲している。確かプラモデルやラジコン関連の話だったと記憶しているが、残念ながら私はそっち方面には興味が無かったので判らない。

圧巻なのは、ラジオでも語っていたが、声優達の歌活動のプロデュースで、層々たる声優陣の名が挙がっている。ラジオでの彼の話によれば、声優業界へのプロデュースは声優と言う人達が持てはやされたから始めたのではなく、流行る以前から手を付けていたとの事。この辺は先見の明で、時代の先読み、時代への読みが的中したと言ってもいい。なので表舞台より裏方としての活動が主流で現在に至っている。
今回挙げているラジオ動画は、木人拳のファンがのめり込む内容になっていて、思わず「そうそう」とか「あったあった」なんて呟きが出て来る事間違いなし!もう取り上げたと言うより、取り上げさせて頂いた、是非、紹介させて頂きたいと、こちらから御願いしたい位に私は舞い上がっているのである。

謝花さんの歌声で少年時代に戻ったかの様な錯覚を起こした。大好きです謝花義哲さん。