こんにちは
まーにゃです
昨日、猫大好き浮世絵師の
歌川国芳についてご紹介しました。
今日は「月岡芳年」さんについて。
月岡芳年は
幕末から明治初期に活躍した浮世絵師です。
12歳で歌川国芳に師事しました。
猫大好きな国芳の門人ということで
月岡芳年にも素敵な猫の作品がたくさんあります。
古今比売鑑 薄雲
こちらの絵は
元禄時代に実在した薄雲という花魁です。
大の猫好きだったそうです。
猫模様の着物に、猫のかんざしと
猫づくしです
抱っこされている猫の嬉しそうな表情に
こちらまで笑顔になります
風俗三十二相 うるささう
というのが伝わってきますね。
「うるさい」くらいな
娘さんの最大限の愛情を
冷静に受け止めている風情の猫さん。
猫が娘さんを見守っているかのような
余裕の表情ですね
近世人物史
子供に抱えられて
無防備体をあずけている猫の絵です。
なんとも、暖かくてほのぼのする
可愛らしい場面ですね
月岡芳年は
迫力のある絵をたくさん残していますが、
猫の絵は美人さんとの組み合わせで
華やかなですね✨✨
猫が大好きだった芳年の師匠である歌川国芳。
その師匠の13回忌に
芳年が追善として描いた国芳の肖像画です。
足元には
可愛い白猫が描かれてるいます。
師匠への愛情も感じられて
しみじみする絵です。
可愛いい猫ちゃんにメロメロなのは
今も昔もおんなじですね💕
猫とは関係ないですが、
月岡芳年のこの絵は
大胆な構図と色使い
ドラマチックで迫力があり
好きな作品です。
ほうりゅうかくりょうゆうどう
《芳流閣両雄動》明治18年
✨関連記事✨