満月の印象。
夜になって ざわざわ
闇の中で騒ぐ声
寝てる鹿の群れを起こしてる人
すれ違うジョガ-たち、車、車、いつもに増して。
(正直かなりエッ?となったけど、これ満月の晩限定だったのよね)
甕から水があふれてくると
底に溜まっていたゴミまで浮き上がってくるように
喧騒が 渦を巻いて浮かび上がってくる。
潜在意識のなかの澱
せいぜい浮かび上がれ、
満月に満ちる水に。
そして、そのまま流れ去れ。
私は清めるために脈動させる
流れを実感しながら
意図の太陽の音で
普遍的な水の処理を封印する
私は生命力の力に導かれる
グレゴリオ暦10月29日に対応する13の月の暦
自己存在の月12日 「赤い太陽の月」のキンの書から
そして月食。
さいわいにして
満月を覆いかくしていた夜半の雲は消え
月食はよく観れました。
10月29日 5時30分 満月時刻から6分後の月と木星
それを直に目撃するだなんて
想像を超えた面白さ。
太夫の謡に
滝の水 麗々として
夜の月 華やかに浮かんだり
とあったのもちょうど満月でシンクロ。
(神社で奉納されたのは10/8、満月明けのきょうは美術館の催事でした)
不穏なちからを発揮した満月明けに
平穏を祈る舞を。
現場で撮影できなかったので
「奈良豆比古神社の翁舞 令和5年10月8日」よりお借りしました。
このお面はレプリカだそうですが
去年まで使っていたのはホンモノの室町時代の面で、演者は取り扱いにとても緊張していたそうです。
七色の魔術師まーりん