夜行バスで安曇野入り
8月21日の早朝 これが 安曇野で、最初に目にした景色。
梓川(あずさがわ)
安曇(あずみ)が訛ったのではないだろうか
この川沿いを
バスターミナルから大正池にむかって下ってみた
朝もやが流れてきた
6:44 空が明るくなった。 きょうは晴れ
川の水は
印象的な エメラルドグリーン ないし ターコイズ
これは銅イオンの色
(たとえば、ようこそ銅イオンの世界へさん、ターコイズは空の石さんなどで色が見れます)
以前みた 筑後八女の矢部川を思い出した。
特徴的なブルーグリーン!
矢部川をはさんで対岸とこちら側 2つの釜屋神社がある
御祭神は
みづはのめ、せおりつひめ、はやあきつひめ
=水の神、禊祓いの神
矢部川の中流にかかる橋は
大型船が通れるように跳開橋(上に跳ね上がる)になっていたと父が言っていた
つまり、この山間には、近代まで船が通っていたというのだった。
阿曇族も、他の古代氏族同様
水銀、鉄、そして銅などの鉱物資源を求めていた。
穂高見命は、宇都志日金折命(うつしひかなさくのみこと)と同一とも言われるが
「金折」は製鉄、錬金術を扱うという意味だという説がある。
川の水に 金属イオン特有の発色があると
それは鉱脈があるという目安になった、とも。
梓川も、矢部川のように 藻の色ではないブルーを持っている
水は 澄み渡っているが
味に金気がある
梓川の所々に、こんな錆色の場所があって
絵の具のように 熊笹に付いている
これは酸化銅なのか?
景色が開けて 大正池
心 ほどけ やすらぐような
大正池は
大正時代(1915年) 焼岳の噴火で泥流が梓川をせき止めてできたそうだ。
このあたりは
岩がもろく、土砂が崩れて山容が変わり続けており
それを川が下流に運ぶうち
こんなふうに砂になっている。
石の色が
赤、黒、白(雲母)、青・・・と とりどりであるところが
志賀海神社のご神域のお砂にとても似ていることに、びっくりした。
あんなものは、他にはそうそうない、と思っていたのに・・・
この地に最初に入植した阿曇の人間が 河原に降りた時
やっぱりそういうふうに思っただろうか。
もしそうだとしたら
この川は安曇の川だというだろう。
こんなふうにして
安曇野を歩くこと自体が
すでに
波動取り・エッセンスづくりの一部となっている。
(つづく)
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