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BRM518東京600km安曇野【DNF】

「ブルベ戦記」 第237

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まあ、今回は語ること少なし、ですな。

BRM518東京600km安曇野

200km近くを走った軽井沢で、DNF(途中棄権)しました。



【総括】


特に脚が故障、とかいうことではないのですが、

PC2の手前までは好調でしたが、PC2まであと数kmというところで、痛恨の大ミスコース。

正規のコース復帰するまでに1時間を喪失し、まずそこで意気消沈。


さらに群馬県に入って、なんとか貯金を取り戻そうともがいているうちに、碓氷峠手前の松井田でいきなり、走力が堕ちました。


飛ばしすぎたのか、暑かったから、軽く熱中症の症状(のどの異様な渇き、頭から水をかぶりたくなる欲求)もありました。




そのまま碓氷峠に入ってペースが上がらず、そうなると、ネガティブ思考に陥るのが常。


(せっかくの貯金がミスコースで、、、、)

→(健康ランドで休む時間が減る)

→(ゆっくり休まないで走るのは嫌だなあ)

→(なんでこんな身体や精神を酷使するようなことをやってるんだろう)

→(もうブルべやめようかな)

→(だとすると、もう軽井沢でDNFして、新幹線で爆睡しながら、とっとと帰宅しよう)


という魔の?スパイラルに陥り、


ということで、頂上で撮影で待ち構えていたTさんのレンズにガッツポーズするまでもなく、その場でDNF通告して、軽井沢駅に直行してしまいました。


(奇しくも、埼玉県内を共に快走しつつ、そのまま一緒にミスコースした方も碓氷峠の頂上で追いついてきて、その方もその場でDNF宣言。横川駅へ下っていかれました)



しかし、この「碓氷峠のぼってあがり」のパターンは、昨年の唯一のDNFだったBRM512青葉400km御坂みち とほぼ同じ。


ということは碓氷峠越えは1勝2敗ということになり、現状では負け越しです。

そんな激坂があるわけではないのですが、この峠にくるまでの登り基調で使い果たすと、ペースが落ちてきますよね。


とにかく碓氷峠、2年連続の鬼門となりました。

(しかし、次のBRM608青葉600km天城越え でもまたまた碓氷峠通過なんですね、これが)



allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
18日4:19 用賀
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4:54 多摩川


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5:13 スタート地点・等々力緑地


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5:37 ブリーフィング

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5:54
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6:54
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7:09 多摩都市モノレール


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7:52
allez!! allez!!  「ブルベ戦記」

8:15

PC1(52.3km、セブンイレブン青梅畑中3丁目店、8:05着)


このあたりから、脚がなんだか調子が出てきて、それでは貯金を築こう、とばかり、劇坂はダンシングで駆け上がり、平坦路は35km/h巡航でどんどん飛ばしてゆきます。

allez!! allez!!  「ブルベ戦記」

8:42
allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
8:47 飯能駅前

ところが、、、、、、


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
10:49

埼玉県美里町付近、ここで本庄-早稲田100kmハイクの集団と遭遇。


(ん?児玉に向かってるのに、なんで本庄から来た彼らとすれ違うことになるんだ???)

と疑問が湧いた時はすでに遅し。


右折を1本手前でやってしまって、ミスコースして本庄方向にどんどん進んでいたのでした!!

(この時は前走者につられて、つい一緒に曲がってしまった。ガーミンも電源をけちって消していた)


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
10:58

しばらく早稲田の学生たちの列を横目に、右往左往して、ガーミン作動させて、ようやく正規のコースから10km近く離れていることに気づく。がっかりしながら、来た道を戻る。


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
11:38

PC2(119.5km、ファミリーマート児玉店、11:28着)


結局、ミスコースのために20km近くも余計に走り、想定より1時間も遅くPC2着。
(なんのためにPC1から飛ばしてきたのか、、、、、、)ここでかなり気持ちが折れます。


で、加えて日差しが暑い。


足取り重く、PC2を出ます。


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
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12:15

それでもまだ脚は生きていたので、ソロになってもそれなりのペースで進みます。


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
12:54 上州の富岡


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
13:33


ですが、松井田のあたりで何かが切れてきました。


ファミリーマート松井田五料店だった店(現在は店名が変わって、松井田妙義インター店)に寄って、ペットボトルの水を頭からかぶったりしましたが、覚醒しません。手足の筋力はなんともないのに、頭がぼーっとする。中枢性疲労、って感じです。



碓氷峠の旧道に入りましたが、まだ登る気力がわいてきません。
allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
この側溝の清らかな流れに身を横たえたくなりました。

それほど身体のほてりを感じていたのです。

allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
14:19

ついつい、旧道沿いの商店に寄り、冷たいサイダーを飲んで日陰に座り込んでしまったりします。

身体が自然と、楽なこと、楽なほうを選びつつあるようです。こうなってしまうと、もうダメですね。


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
14:33

記念撮影はちゃんとしました。


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
14:41
allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
14:42

(ま、ここでもう、つらいことばかり考えても仕方ないか)

(旧道のこの美しい眺めをかみしめながら、ゆっくり登ろう)


そのように思ってしまったところで、

この日の私のブルべは終わっていました。


ある意味、ここまで走ってきて、「今日はもう、一定の満足感を得てしまった、あるいは何かを達観してしまっていた」、ようにも思えます。


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
15:43 JR軽井沢駅


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」

昨年のBRM512青葉400km御坂みち のDNF時と同じパターン。新幹線であっという間に東京へ。

夕方7時ごろには帰宅。



ということで、今年の600km

BRM608青葉600km天城越え で、もう一度やり直しです。

allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
130kmあたりで、路面温度が瞬間的ながら40度を超えていた。

日差しが強かったためか?


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」
碓氷峠自体はそんな坂ではないけど、峠に至るまでに、埼玉県→群馬県と、ゆるーく登ってきてるんですよね。


<markun 走行記録集>



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「ブルベはフランス語で『認定』を意味します。ブルベには様々なものがありますが、オダックス・ジャパン(AJ)が統括する日本でのブルベはBRMといいます。BRMは規定の距離を規定の条件で完走すると認定される長距離サイクリングです」


「同じ年に200km、300km、400km、600kmを認定された人はシューペル・ランドヌール (SR。英語ではスーパーランドナー)として讃えられます」


「BRMの最高峰として位置づけられているのが4年に1度、ACP(オダックス・クラブ・パリジャン) が開催するパリ~ブレスト~パリ ランドヌール(PBP)=1200km」


いずれもAudaxJapan(オダックスジャパン)HP より


allez!! allez!!  「ブルベ戦記」