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踏ん切り

「ブルベ記」第3話

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さて、

内輪の話になるが、


ほんとうに些細なことで、しばし、うちの財務相とは口論になるんです。


「もう、どっか行ってくれば?」。

昨夜、ついにこう言われ、こっちも(ああ、そうですか)と腹が据わった。

この言葉は、「どこか遊びに行ってらっしゃい」という理解ある意味の言葉ではありません。

「目の前からいなくなってもかまわない」「消えて」とのニュアンスです^^;


ま、うちの場合、「理解ある財務相」ではない。

というわけで、一気に何か「踏ん切り」がついてしまったのです。




自分にとってブルベ参加の障害は、最大のものはやはり「時間」になるでしょう。


距離が伸びれば伸びるほど、日数も増える。

何泊(まあ、ほとんどは野宿同然なのだろうが^^)もできるようなスケジュールを組むならば、

GW、盆休みぐらいしかありえない。そこに家庭での時間も絡む。

ふだんの土日も、せめて日曜は家庭の時間を保つべきでしょう。


単身者はまだしも、世帯者にはそうした制約がつきまとうのですが、

世帯者にしてみれば、そんなことは当たり前、だと思うでしょうが、

こうした制約については単身者には「実感」がないかもしれません。


いま単身者の皆さん、家庭をもつと、こういうことだってあるのですよ。




そう考えると、

ブルベに参加できる機会は、年数回あれば御の字ということになりそう。

その年数回、が貴重です。


財務相のいらぬ一言は、逆に、こうした点での気兼ね、躊躇を一掃した。

たまには「家離れ」してもいいのかもしれないです。

その年数回の機会にうまくブルベに当てはめられるかどうか、が焦点になります(大げさか^^;)



例えば、国内1000キロ級のブルベ、しかも北海道のような広大な土地でのイベントにはとても興味があります。

(なんとか夏休みを絡めて参加するわけにはいかないだろうか)と思ったりもする。




年齢的なことも。


今年は論外でも、4年後にはもしかしたら、あのPBPに手の届きそうなところまでいくかもしれない。

その時こそは「ガリア遠征」に踏み出さなくてはならないでしょう。

そのころ、自分は48歳に達している。


いずれにせよ、

これからはこうした「時間との闘い」が続くような気がします。

仕事もあるが、「いざ鎌倉」の精神を忘れてはいけない。

そう何度も訪れない機会を逃してはいけない。


とかなんとか、

まだ200キロのブルベさえ走破していないのに、いろいろ考えてしまっています。




幸い、

44歳にはなったが、よく世間で言われる「肉体的な衰え」を強く感じたことはなく、

(睡眠不足、徹夜はさすがにあまりしたくなくなってきたが)。


毎週1回のジム通いも、

体力維持に貢献しているはずです(このジムで鍛えている話はまたいずれ)。


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