SCOTT SUB40 (ブルベ仕様/やはりバーハンドルで「新境地」を)
「ブルベ記」第16話
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おそらく、このブログを読まれている方は、
この、ブルベ出走前の、準備段階での試行錯誤ぶりに、(走ってもおらず、まだそんなことやっているのか)と呆れていらっしゃるのかもしれない。
しかしまあ、早く出たくても、エントリーできたBRMの日程がまだ先(4月)なので、待たざるを得ないのです。
さて、ハイブリッドバイク(和名;クロスバイク)SCOTT SUB40をドロップハンドル(STI)化した話は書きました。
これはこれできちんとひとりで改造が出来て、かなり満足できるものだったのですが、試走を繰り返したこの1ヶ月近くを経過し、どうも落ち着かなくなってきたのです。
直接の原因はいくつかある。
1)ドロップ化しても、ほとんど平均速度や最高速度が変わらなかった。
2)STI(3×8段タイプ)の、あのレバーを横にスライドさせる独特の操作が、どうも慣れなくて、気に入らない。その操作をしながらブレーキをかける時は、ハンドルさばきの不安定さを感じたり、手がいつかきっと腱鞘炎になる、などと思ってしまう。
3)ドロップハンドルはいろいろな握り方ができるので姿勢を変えられ、疲れにくいというが、自分の場合、いつも握っている箇所は、だいたい同じ1~2カ所である。
4)ちょっと肩こりが出るようになった。文献を参考に、ポジションをいろいろ調整してみたが、どうもしっくりこない。
5)ふだんの街乗り(たまに通勤)では、だんぜんフラットバー(あるいはライザーバー)のほうが便利だし、飛ばせる。汎用性があるほうが自分にとってはいい。
ドロップハンドルという形態にあまりこだわりがない、という背景もある。
(ただし、ロードレーサーのもつ優れた機能には変わらず惹かれるものはあるが)
6)以前、オートバイで長距離を乗っていたので、ライザーバーのほうがしっくりくるし、馴染みがある。長時間でもぜんぜんつらくない。
7)所詮、ハイブリッドバイク(和名;クロスバイク)をドロップ化しても、道具としてはロードレーサーではないのだ、という区分には妙に納得できてしまうし、その通りだと思う。それぞれが全く別の特性をもつ、違うタイプの自転車だ。
8)むしろ、純粋なハイブリッドバイクでブルベに参加したほうが、新境地をゆく感がして、いい。
9)ドロップ化する前は、純正のSCOTTのアルミ製フラットバーをRACE FACEのカーボン製ライザーバーに換えたばかりだった。バーハンドルは長距離向けではない、との案内、その意味合いはよくよく知っているが、ここは敢えて!オートバイっぽいライザーバーに乗ってみたい。
10)パーツ類などが、SCOTT、RACEFACE、EASTON、BELL、と偶然にも北米系で固められている。北米というイメージからすれば、フラットバーのほうがバイクとしては似合っている(と、これは勝手な思いこみ^^;)。
(ちなみにBELLとEASTONは同じ企業グループと知って、なんだかちょっと得した気分にもなりましたが)
等々。
という訳で、夜更かしして、さきほど、ライザーバーに戻してしまいました。ハイブリッドバイクをSTI付きドロップ化して、またライザーバーに戻した人は、おそらくこの地球上でそんなにいないでしょう。
※ちなみにドロップ化に要した費用は、およその額で、
スコットのアナトミック型ハンドル(used ¥1500だったか)
デュラエースのケーブルセット(new 約¥6000)
STIセット(uesd 約¥4000)
バーテープ(new 約¥2000)
ショートアーム型Vブレーキ(new 約¥3000)で、合計¥17000近くでした。
ま、仕方ありません。勉強料ということで。
さておき、
ロードレーサー導入はいずれ、ということで、まずはハイブリッドバイク(和名;クロスバイク)でのブルベを「極める」ことに。
これでブルベに新境地を。
↓
サイコンが2台に増えた。ワイヤレスと、あえてワイヤー式も用意。1台は速度、もう1台は区間距離などを表示させようと考えている。われながら、ブルベ参戦への本気度が伺えます。ライトも、もうすぐ本命の3本目を購入予定。
コマ図ケースもスタンバイ状態。地図を入れる登山用クリアケースも、長距離用の慣熟の意味で、BRM200キロから使ってみようと思っています。
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