キューシート
「ブルベ記」第22話
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今夜もさくっと走ってこようか、と頭では考えたが、
外が寒いせいか、身体は(いいえ、今夜は居間の床暖でごろ寝です)といわんばかりに重い。実際、身体は床暖にへばりついてしまった。ま、気持ちはいい。
とはいえ、
そろそろブルベの実践(実戦)的準備も整えておかなくてはならない、と思い立ち、
自作したものの、一度も試したことのないコマ図スクローラーの動作を確認しておくことにした。
初ブルベとなるBRM416西東京200山中湖のコースを確認してみたくなったが、キューシートはまだ「準備中」とのこと。
そこで、
似たコースとして、今週末に開かれる、BRM312青葉200道志みち のキューシートが公開されていたので、それをダウンロードしてエクセルで自分なりに書式調整し、自作スクローラーにためしに入れてみることにした。
※ちなみにこのBRMも年始早々に定員枠一杯になり、今回はエントリーできなかった(あざみ野には身内がいるので、そこの駐車場を利用できるなど、個人的には利便性が高いBRMなのですが)。

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自作コマ図スクローラー。材料はほとんど100均で購入。ボックス(まあ、これはタッパーですね)上の青色ダイヤルは、1から31までの数字付き。「保存日」っていう文字も見える。そう、本来は「食品を何日にこのタッパーに入れたか」をメモリーしておくダイヤルのようです(笑)。
まあ、これをブルベに転用する場合、あってもなくてもいいダイヤルなんでしょうが、通過したPCの数字にしておくとか(笑、PC数が多いブルベでかろうじて使える?)。ま、なんらかの使い道はあるかもしれません。
もちろん、このダイヤルがあるから選んだのではありません。サイズ的にこれしか見つからなかったのです。でも、ちょっと大きいので、いずれ、もう少し小型のものをさがして作り直すかも。
さて、
コマ図スクローラー用を想定している訳ではないのかもしれず、ここのキューシートではスタートは表の上からになっている。よって、スクローラーでは上の軸を回してキューシートを巻き上げてゆくようになる。
軸の回り具合はどうか?ロール状にしたシートが破けたりしないかどうか。
よかった。うまくいった^^
もっとも、
コマ図スクローラーは、図形を交えたコマ図を入れるから使いやすいのであって、文字羅列のキューシートを入れても、文字が細かいために判読しにくい。エクセル上で文字を大きくしようとすれば、その分、枠に収まる文字情報量は減ってしまう。
キューシートだけしか手に入らない場合、本来は山岳用の、全天候型マップケース(sea to summit)を使ってみようか、とも思う。その際は、このマップケースの上にベルクロで載せてみた、この100均タッパー製スクローラーは不要になるだろう。
さて、
ルートラボに同コースがあったので(公開してくださって、ご親切な方がいるものだ)、コマ図スクローラーを回しながら、道志みちに入ったPC1あたりまで、ルートラボでコースをイメージしながらたどってみた。
いやあ、イメージトレーニングって大事ですね。
スタートしてすぐに気づいたことがあった。
(経験者には当たり前のことなんでしょうが)
スタートして序盤のあざみ野から鶴川に至る市街地コースは、数百メートル単位の短い区間距離で次々と右・左折を繰り返す。ので、スクローラーをいちいち回してられないんじゃないか、と。
周りの交通や、最初の集団走行でほかの自転車の動きにも気をとられるだろうし、いちいちスクローラーを見ていられないせわしさなのでは、と。
最初は集団走行だから、ミスコースすることはあまりないだろうが、ポイント地点はどんどん進んでゆき、(あれ、どこまで走ってるんだろう)って、序盤でちょっと慌ててしまうかもしれない。
そうならないためにどうしたらいいか。
一定の区間距離がある直線コース(このコースでいえば津久井道とか)に出るまでの序盤の市街地コースは、事前に覚えておくのがいいのかもしれない。
で、コマ図スクローラーのほうは、その直線コースのところまで先に巻いておく。そうすれば、直線コースに出たときに、落ち着いてスクローラーのほうに意識を移すことができるかもしれない。
と、ここまで書いて気づいた。
キューシートをうまく加工して全天候型マップケースに収めれば、コース全体にわたっての一覧性はあるし、それはそれでいいんじゃないか、と。コマ図があれば、それを充実させて使う手もあるだろうが、その有用性は、どこまで文字情報を書き込めるかによるのかもしれない。
ん?
キューシート←→コマ図
どっちを重用すればいいんだ?どっちも手に入る場合はどっちも装備してゆけばいいのか?うーん。ブルベ未経験者にはちょっと分からなくなってきたなあ。
それはともかく、
いろんな方の体験記をネットで拝読してきて分かるのは、DNFしてしまった場合、トラブル以外に、大きなミスコースが絡んでいるケースが目立っていた。DNFしないために、距離は長くても、できるだけ細かくコース予習することが大事なのかも。
といったところでしょうか?
追記;これらのコマ図ボックスも、実際のブルベを経て、やがては廃棄されることに、、、、。その理由は、、、。
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