それからは、何度か同級生とご飯を食べに行った。
最初は、しつこく問い詰めていたTさんは、次第に大人しくなった。
「愛してる。離れて行かないでくれ。」
そう言うのが多くなった。
だけれど、思い通りにいかないと、無理やり抱く手口は変わらなかった。
私の人生をぶち壊し、私の身体を弄び続ける男への最高の復讐を、私はその時に思いついた。
Tさんは、私が離れて行くのを何よりも怖れている。
だったら、私が消えたら?
私を妊娠させ、縛り付けておく事も出来ないと判った今、Tさんは、しきりに愛を囁き続けた。
心が伴わない、快楽だけのセックスが、どれだけ苦痛か、この男はまったくわかっていない。
感じれば、愛してるとでも思っているのだろうか。
私の中での悪魔が囁いた。
復讐しろ、と。