その後、カレは無断欠勤を繰り返し、社内規定により退職させられた。
私は、投げやりな気持ちで、呼び出されるままに、Tさんのマンションへ行った。
Tさんは疑り深く、毎日私の下着を脱がして、あそこを舐めた。
カレと逢っていないか、他の人と関係していないかの確認の為に。
避妊は、相変わらずしてくれなかった。
「俺の子を孕め。」
そう言いながら、何度も私の中に出しているTさんを見ていると、滑稽で笑えた。
私が妊娠する可能性は、とても低かったから。
生理不順の為に、通院している事を、Tさんは知らない。
そして、医師からも、将来的な妊娠の可能性はとても低い、そう告げられていたから。
ただ、可能性は低いと言う事は、まったくないわけではない。
だけれど、妊娠の恐怖は、何度も何度も、中に出されているうちに、うすれてきてしまった。