他局には真似できない、テレビ東京の〝凄い番組戦略〟 | なぜ売れた?ヒットの裏に何が? 広告のプロがマーケティング視点で、成功の秘訣を勝手に考察中

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こんばんは。



今、テレビ東京の「タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!」を家族で観ています。



テレビ東京さんは、他の局と比べて番組製作予算が限られていることから、



低予算であっても、ユニークな企画アイデアで勝負する番組がとても多い。



「Youは何しに日本へ?」「開運!なんでも探偵団」「家、ついて行ってイイですか?」



「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」「池の水ぜんぶ抜く大作戦」など



ユニークな視点やアイデアによって成功・定着している番組は枚挙に暇がない。



しかも、今挙げた番組は、タレント起用を最小限にし一般の方々を多用することで、



番組制作費を大幅に抑えることにも繋がっていると推察します。




そんなテレ東さんが、また新たな面白い企画を観せてくれました。



それがこのタクシー運転手に地元のうまい店を紹介してもらおうという企画。



ただ旨い店を探すだけなら、今の時代、食べログで十分です。



でもそこに、リアルな体験談を聞きながら連れてってもらうという付加価値



(=視聴者にとっての説得力やリアリティ要素)を上乗せすることを目論んだ。



そのために、恐らく地元事情に一番詳しい(というイメージがある)であろう、



タクシー運転手にフラグを立てて、彼らが番組の主役になる建付を実現した。



うーん、見事ですよね。ほんとに、ちょっとした発想や視点の工夫だと思うのですが、



その〝ちょっとの差〟によって、他局が真似できないような低予算で、



ゴールデンで堂々と番組化し、視聴率を狙うことに成功している訳です。



本当に、テレビ東京さんにはいつも感嘆します。



そんな他局との違いを感じてなのか、学生さんの就職ランキングもうなぎ登りのようですね。。



最後までお読みいただきありがとうございました



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