この記事では、青石ぽろみ記者が、

女性の新しい働き方委員会が主催する

『キャリアサバイバル塾』の内容をレポートします!


キャリアサバイバル塾は、社会人として活躍するために欠かせない“社会人基礎力”を、半年間かけて身につける講座になっています。

 

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ぽろみ記者 

社会人基礎力を身につけるための12回の講義が、今回で最終回となりました。

 

最終回では『実行力』を学びます。

講師は中山法子先生です!

 

実行力を学ぶ前に、過去の学びを振り返りたいと思います。

 

鉛筆社会人基礎力とは、職場や地域社会で活躍し続けるうえで必要な、基礎的な力のこと。

 

経済産業省が2006年から提唱している、現代の社会人に必要なスキルのことです。

 

社会人基礎力は<3つの能力>で構成されています。

 

①チームで働く力

多様な人々とともに、目標に向けて協力する力のこと。

 

初回では傾聴力を学び、柔軟性、情況把握力、規律性、発信力、ストレスコントロール力と6つの能力を学びました。

 

②考え抜く力

言われたことや情報に対し、疑問を持ち考え抜く力のこと。

 

自ら課題を提起し、解決のためにシナリオを描く、自律的な思考力を身につけました。

 

課題発見力、創造力、計画力と3つの能力を学びました。

 

③前に踏み出す力

一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力のこと。

 

主体性、働きかけ力、実行力と3つの要素を学びます。

 

最終回の実行力は、前に踏み出す力~アクション~に分類されます。

 

クリップキャリアサバイバル

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実行力とは

中山先生

社会人基礎力では、実行力を

『目的を設定し、確実に行動する力』と定義しています。

 

 

どんなに素晴らしいアイディアを思いついても、どんなに綿密に計画をねりあげても、

実行に移さなかったらなにもしないと同じことです。

 

 

・何のために

・何を

・どこまでやるのか?

 

自分で目的と目標を設定し、計画を最後までやりきる粘り強さが求められています。

 

実行力をつけるには

実行力をつけるために必要なことを学びます。

 

①目的と目標を計画し、絶対にやり抜くと心に決める

 

目的とは、最終的に成し遂げようと目指す到達点

目標とは、目的のために設定した具体的な手段、ゴールのこと

 

 

目的と目標を設定し、常に意識して実現にこだわり、やり抜くのが実行力です。

 

「絶対にやり抜くと心に決める」というと、精神論に聞こえるかもしれませんが、心に刻み、強く思い続けることが大切です。

 

 

実行するにも、何のためにするのか?という目的を明確にします。

 

目標は出来たかできなかったかの結果を測れるように、具体的に設定します。

 

また、何かを実行する際に、目的と目標を文章に書き出すと、どれだけ自分が理解し意識しているかわかります。

 

 

②進捗状況の確認と軌道修正

 

目的と目標に向かって進んでいくには、途中で進捗状況を確認し、必要に応じて軌道修正することが必要です。

 

進捗状況を定期確認することで、どの程度遅れているか把握でき、早めに対処できます。

 

定期確認により計画通りにいっていないことに気が付いたら、どうしたら軌道修正できるのか考えましょう。

 

このとき大切なのは『最初の目的に立ち戻ること。』

 

目的を忘れると、安易に目標を変更するなど、本末転倒な結果になりかねません。

 

 

③最後までやり抜く

 

目的と目標を明確にし、絶対にやり抜くと心に決めましょう。

 

状況確認と軌道修正をし、確実に進めるには、最終的に心のもちようになります。

 

絶対にやりぬくと強い意志を持つ必要があるのです。

 

仕事において、特に立ち上げ時期には、困難な局面に立つことが多いです。

 

「この仕事をやり遂げたい!」という情熱をもちつつ、自分を追い詰めずバランスをとっていくことが重要です。

 

自分がやりたいことでも、ストレスの影響を受けてダウンすることもあります。

 

ストレスコントロール力を使い、リフレッシュしながら実行していきましょう。

 

 

④周りの助けを得る

 

目的をやり遂げるには、まわりと協力しあって、資源を有効活用する必要があります。

 

社会人基礎力のチームワーク力では、仕事はひとりでやるものではないと学びました。

 

周りの助けを得るのに大切なのは、謙虚さです。

 

謙虚とは、

 

・素直さ

・思慮深さ

・無欲

・他者から学ぶ気持ち

・新しい考えを受け入れる柔軟性

・感謝

 

などが含まれます。

 

協力してもらうことや、教えてもらうことを当たり前と思わず

「大切な時間をいただいている」という謙虚な姿勢で人の力を借りることが大事です。

 

会社などの組織で「同じチームだから教えてもらって当然じゃない?」といった態度は謙虚な姿勢ではありません。

 

目的を達成するために人の力を借りられなくなるので、気を付けましょう。

 

ワーク「自分の実行力を振り返ろう!」

それでは、実行力のワークをしていきましょう。

 

①あなたが仕事で実行力を発揮したエピソードはなんですか。

 

②あなたが仕事で実行力を発揮できなかった時と、その原因はなんですか。

 

③あなたが仕事で実行力を発揮するには、どうすれば(なにをしたら)いいでしょうか。

 

ぽろみ記者

是非考えてみてください!

 

講義では、発表した内容に中山先生からフィードバックをしてもらいました。

 

ぽろみ記者は、自分が実行力を発揮するための共通項は何かなど見つけることができましたよ!

 

実行力のための推薦図書

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

この本で学べること

 

・挑戦する努力

 

・情熱と粘り強さ

 

・目標は少し背伸びしたものを設定しよう

 

・目標には階層があり、上位にあるものがもっとも重要。

その下にある目標は重要な目標を達成するために設定されている

 

 

目的を決めた後、実際に取り組むのは下位目標からになります。

 

その下位目標がうまくいかないときは、上位目標が達成できればいいので、別な下位目標を設定してもいいのです。

 

是非読んでみてください。

 

最後に講師陣から一言

武田かおりさん

 

キャリアサバイバルで学んだ社会人基礎力ですが、あと50年は使っていくと思います。

人生100年時代ですから、頑張りましょう!

 

中山先生

半年間ありがとうございました。

 

最終回に講師をやらせてもらって、運営の稲垣さん、武田さんにも感謝です。

 

キャリアサバイバルでは、いろいろな職業の人からのお話をきけて、私も勉強になることがたくさんありました。

 

稲垣佳美さん

半年間、完走おめでとうございます!

 

今年はコロナばかりの落ち着かない一年でしたが、来年も気を付けながら過ごしていきましょう。

 

社会人基礎力はこれから先もずっと使っていくものですから、頑張っていきましょうね!

 

 

最後におまけ

ぽろみ記者の編集後記

第12回目の実行力をもって、キャリアサバイバル塾が終了しました!

この半年間、2週間に1回の講義を、受講生のみなさんと一緒に受けさせてもらいました。

 

キャリアサバイバル塾では、座学だけでなく、ワークで自分の仕事を振り返り・考え・発表する機会が毎回設けられていました。

 

参加されている様々な職業の方の発表も参考になりましたし、自分の課題や目標も、とても明確になった半年間でした。

 

社会人基礎力は、一朝一夕に身につくものではないと感じていますが、

これまでに書かせていただいたレポートを読み返しながら、働く力を伸ばしていきたいなと思っております!

 

女性の新しい働き方委員会

ブログ:

https://ameblo.jp/hatarakikatakakumei/

YOUTUBE:

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キャリアサバイバル詳細

https://peraichi.com/landing_pages/view/hatarakusurvival

 

講師紹介

代表・稲垣佳美

鉛筆公式ブログ

  https://ameblo.jp/yoshimi29

 

(株)443 代表取締役

・相談業歴17年、ご相談件数は約1万件

・過去セミナー開催実績600回 受講生のべ約4000人

・140名のメンバーがいるオンラインサロン443倶楽部オーナー

・1000名参加の女性の新しい働き方委員会代表

・ビジネスコンサルとしてクライアント収益2倍〜5倍へ

・女性向け全国雑誌InRed(宝島社)に自分らしさコンサルタントとして記事掲載。

・その他キュレーションサイト等でコラム連載。

・大手企業にてブログセミナーや自己理解などの研修を実施。

・公立小学校中学校高校で講演実績あり

 

中山法子

鉛筆公式ブログ

  https://ameblo.jp/santeplus

 

(株)中山アカデミー 代表取締役

・キャリアコンサルタント・メンタルヘルスカウンセラー実務経験18年

・法人カウンセリング・研修70社実施

・1級キャリア技能士(指導者資格)、産業カウンセラー資格保持

・資格教材年間1600個販売

 

武田かおり

鉛筆公式ブログ

  http://kaoritakeda.com/

 

・104番号案内コールセンターにて、スーパーバイザーとして10年勤務

お客様相談(クレーム)・担当・内部監査員・コミュニケーター育成業務に従事

・クレーム対応総数5000件以上、月に100件以上

・相談業歴8年 現在までのクライアント数5000人以上

・過去セミナー実績 150回

・イギリスでのセミナー実績あり