渋谷で働くマーケターたちのアメブロ -3ページ目

謹賀新年


明けましておめでとうございます。


1/4が弊社の仕事始め。

金曜日ということもあり、休暇を取っている人間が多いですが、

出社してきた人間は、それぞれ決意を新たにしている”良い顔”をしていたので、

2008年も、急激な成長をしていく組織、個人であり続けられると強く感じました。


成長を市場に対する価値として提供していくことに全力を尽くしますので、

本年も何卒宜しくお願い致します。




さて、本日はありきたりではありますが、先日発表された

ヒット予測08年の注目商品 のランキング1位『ドラ旅パック』について書こうと思います。


2008年ヒット予測
1位 ドラ旅パック
2位 ヘルスケアモール
3位 マルチタッチケータイ
4位 能力開発ゲーム
5位 崖の上のポニョ
6位 カジノ・マカオ
7位 ハイパーモバイルPC
8位 西洋ハーブOTC薬
9位 21世紀アナログおもちゃ
10位 ヘルシープレミアムカップスープ
11位 シルクドゥソレイユ
12位 オトコの携帯消臭スプレー
13位 新アメリカンスイーツ
14位 洗濯たたみ代行サービス
15位 H&M
16位 濃厚フルーツチョコ
17位 COOL文房具
18位 ドランゴンクエスト9
19位 サラダカクテル
20位 鉄カフェ



個人的に旅行でクルマを使って移動する機会が多いので、

このドライブ旅行商品は消費者のひとりとしては非常に嬉しい商品です!


商品の特徴は大きく2つ。

(1)宿泊代と高速代の総額金額が格安

(2)宿泊地周辺のインター間の高速が乗り放題


発表された内容にもありますが、クルマで現地に向かうターゲットはもちろんですが、

現地まで飛行機や鉄道を利用してレンタカーを借りるターゲットも取り込めます。

(レンタカー会社の参画が必要ですが。)


さらに、08年に新たに高速道路が開通予定であることが、

ドライブ旅行者が増加することにもつながります。


・東海北陸自動車道

・新名神高速道路(一部開通)

・北関東自動車道(一部開通)


原油価格が高騰し続けるネガティブな要因もありますが、

クルマでしか行けない目的地も多いことから、逆にこの逆風の環境により、

注目が集まって追い風に転じる可能性は大きいと思います。



ここまでは、ヒット確実!



ですが、1点だけヒットするために必要なポイントが残っていると考えています。

当たり前ですが、

”このパック商品をどれだけ多くの人たちに知ってもらうか!”



皆さんは国内旅行を検討して予約する際に、複数の旅行代理店を回って、

複数の旅行情報サイトを利用しますか?


個人差はもちろんあるでしょうし、根拠となるデータはありませんが、

旅行情報サイトを運営している担当者にお話を伺うと、国内旅行を検討して予約する際に、

特定の旅行代理店のみを利用する人、

特定の旅行情報サイトのみを利用する人、

が多いとのことでした。


自分もいくつかの旅行情報サイトを利用してきた経緯を経て、

今では特定の旅行情報サイトのみを利用することが多くなっています。


現在は、中日本高速道路とJTBグループ、近畿日本ツーリストが取り組んでいるようですが、

上記の旅行商品に対する消費行動を考えると、この商品情報に接触する機会が生まれない人が

思っている以上に多い可能性があると思っています。


”このパック商品をどれだけ多くの人たちに知ってもらえるか?”

に注目して、08年は『ドラ旅パック』の行く末を見守りたいと思います。



ちなみに、私は必ずこの商品のロイヤルユーザーになると思います。



<WEBコンサルティンググループ 遠藤大介>

東京オリンピック

明日で2007年も終わりですね。

明後日からは2008年。
北京オリンピックも行われます。

日本では1964年に”東京オリンピック”として開催され、
52年後の2016年の開催を目指し、様々な活動が行われています。


もちろん私は1964年には生まれていなかったので、
どんなものだったのかすごく気になるところでありました。

なにか資料はないものかと暇あらば古本屋さんを歩きに歩いたところ、、、とうとう先日ありました!



オリンピックでは膨大な広告活動がもちろん行われますが、
当時は全くといって良いくらいに見当たりません。



丹下健三さんの建築で有名な代々木体育館も周辺環境が今とは全く違います。
体育館を囲むランドスケープはとても斬新できれいみたいです。

イサムノグチさんの北海道 モエレ沼公園 の「プレイマウンテン」を思い出しました。


様々な時計やカラーカメラ。
ポール・ランドで有名な『Peace』も東京オリンピックモデルを出しているみたいです。



この本はテンション上がります。

当時の定価も320円。

ちなみに私は10円で買いました。

ナイスお買いものです。

オリンピックと広告物。
オリンピックと工業製品。
オリンピックと・・・

50年前と比べることで、また来年のオリンピックも新しい見方が出来そうです。

2007年も大変お世話になりました。
2008年も宜しくお願い申し上げます。


<メディアマーケティンググループ 横村夏樹>

改めましてCGMな年でしたね

今日は、弊社の年内最終出社日です。


今年は、所謂、『インフルエンサーマーケティング』という名のセミナーが多かったように思います。


こうやって、今、当たり前のようにブログを書いていますが、自分が入社した2003年にはそんなものなく(あっても普及していなく)、2005年あたりから、めきめき普及していき、今となっては、消費行動に影響を及ぼす存在にまでなっています。


個人が、ブログという表現手段を手に入れたことによって、消費行動に変化がもたらされたこの現実を、肌で感じられる仕事ができることは、刺激的であり、時代は早いなぁ~とぼんやり考える年の瀬でございます。


改めて、クチコミが騒がれるようになった大きな変化の要因は、下記2点に集約されるのではないかと思います。


  ①消費者の発信情報が可視化された! 

   ⇒ 表現する手段の入手と検索技術の向上によって、クチコミへの接触機会が増大したわけですね。


  ②情報発信者の信頼性が担保されるようになった!

   ⇒ ①だけでは、今までの掲示板などと変わらないですが、情報発信者のつながりも可視化されるようになったことは、大きな要因だと思います。



あわせて、mixiなども普及したことで、リアルからバーチャルの世界へのハードルが低くなり、一般人までもがネットの世界に参加するようになったわけですね。


今、各社が、こうやってネットに参加してきた人々の中でも、インフルエンサーと呼ばれる影響力の高い人たちをネットワーク化して、クチコミを広げる施策を実施していますが、2007年度は、まだまだ実験の年だったと思います。


また、SMOというワードも、あちこちで聞きますが、2008年度は、CGMを含むソーシャルメディアをどう消費行動の中で効かせるかがキーファクターとなってくることは、間違いないでしょう。


ただ、消費者のメディア接触が変わったからといって、じゃぁ、単純にクチコミだーっというわけではなく、今も昔も、いかに消費者のアテンションをとれるネタを考えられるか・・・、能動的なネットメディアだからこそ、そういったアイデアは本当に重要になってくると思います。


というわけで、年の瀬は、ゆっくり充電して、頭をリフレッシュさせようと思います。

(たいしたネタでもなく、すみません。)



P.S. 

mixiで実施していたコカコーラのプロモーションが終了しました。

ご存知の方も多いかと思いますが、ベンディングマシーンレッド、ゼロとシルバです。

個人的には、結構エンゲージしていたので、寂しいものです。


http://mixi.jp/show_friend.pl?id=11751291

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=12195601

http://mixi.jp/show_friend.pl?id=11965884



この「エンゲージした」という効果をどうとるかも難しいですが、効果検証含め、新しいものを生み出していきたいです。




本年もありがとうございました。

2008年も、新しいことにチャレンジする年にしていきたいです。


ではでは、よいお年を・・・ニコニコ