こんにちは、
杉浦由佳です。
前回の記事で、
習慣化についてお話ししました。
グループをつくって、みんなで習慣化する
というお話です。
わたしが入っている、
「毎週0.5キロ減らす」というグループについて、
「うわー、厳しいですね！」
というコメントをもらいました。
ダイエットって、
短期間に集中して一気に体重を落とすのは
意外と簡単なのですが、
長期間ずっと減らし続けるのは、なかなか難しい。
順調に体重が減っていたのに、
急にピタッと止まって動かなくなる
停滞期があるんです。
停滞期は、ダイエットにはつきもので、
だいたい1ヶ月くらい続くと
言われています。
そして実は、このグループは、
2週間連続で0.5キロ減らすことができなかったら、
即、グループから退出しなければならないんです。
かなり厳しいですよね。
どうしてこんな厳しいグループに
入ったのかというと、
プレッシャーをかけたかったからです。
わたしがこのグループに入った時、
ちょうど、停滞期だったんです。
頑張っているのに、
どうしてもここから体重が落ちない、
という状態でした。
このぐらい厳しいグループに入って
自分にプレッシャーを与えたら、
停滞期から抜け出せるんじゃないか、
と思ったんです。
これ、大正解でした。
今のところ、2週間連続で
0.5キロ減らなかったことはありません。
このグループは、毎週金曜日が判定日で、
前の週から何グラム増減したかを
報告し合います。
「よし、クリアした！」と、
週末に気を抜いて体重が増えてしまうと、
「ああ、金曜日が近づいてきた！」
と、だんだん焦ってきます。
このプレッシャーがあるから、
体重を減らし続けることができています。
一般的に、ストレスは良くないものだと
言われることが多いですが、
適度なストレスをかけることは、
目標達成に効果的なことがわかっています。
心理学的にいうと、
ストレスには2種類あります。
心に過度な負担をかけて、
健康を損なわせてしまう「ディストレス」。
これが一般的にいう「ストレス」です。
もうひとつは、やる気や意欲を高めて
パフォーマンスを上げる「ユーストレス」です。
めちゃくちゃ頑張らないと
達成できないようなことは、
ディストレスになりやすい。
プレッシャーが強すぎて、
精神的に負けてしまうからです。
ですが、
ちょっと頑張ればできるだろうと
思える程度のプレッシャーは
ユーストレスになります。
「クリアしよう！」「やり抜くぞ！」という
意欲を引き出す刺激になるんですね。
目標を達成したり、成長するためには、
ストレスを全部、避けるのではなく、
うまく活用することが必要なのです。
ハードルが少しだけ高いと感じるところに
目標を設定して、
達成したら、ちょっと休む。
そしてまた、
もう少しハードルを上げたところに
目標を置く。
こうすることで、
無理しすぎることなく、
成長し続けることができますよ。
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