こんにちは、
杉浦由佳です。
最近、職場の人間関係でイライラしたり、
揉め事が起こっているという相談を、
立て続けに数人から受けました。
みんな、理由はそれぞれ違いますが、
いずれも仕事に集中できず、
かなりストレスがたまっているようでした。
そこで今日は、イライラしたり、
感情が乱れてしまったときに、
どうしたら良いかということについてお話しします。
まず一番初めにすることは、
自分がイライラしていることや
腹が立っていることを
しっかりと認めることです。
「あぁ、私、いま腹が立ってるんだな」とか。
「認めてもらえなくて悲しかったんだな」とか。
「あの人の方が評価されていて、
嫉妬してしまったんだなぁ」とか。
自分の感情をモニタリングして、
自分の中で何が起こっているのかを見極めて
それを受け止める事が大切です。
それをしないと、
何か違う理由をつけてしまうんですよね。
無意識にですよ。
例えば自分の努力が評価されなくて
悲しいから 怒っているのに、
それを自覚できていなくて、
誰かの態度が悪い、と憤慨したり。
深夜まで帰ってこない家族のことが
事故でもあったのではないかと心配で
不安だったからイライラしているのに、
お酒を飲んで酔って帰ってくることに
嫌味を言ってしまったり。
一緒にいた友達のことが気に入らないと
悪く言ってしまったり。
こういうこと、
ほんとうによくあるんですよ。
つまり、なぜ怒っているのか、
自分でもうまく認識できていないことが
あるんです。
怒ることはいけないことだと、
感情の蓋をしようとする人もいますが、
これもNGです。
喜怒哀楽は自然な感情です。
まず、
「ああ、私は怒っているんだな」
と受け止めて、じっと自分の感情を
モニタリングしていたら、
だんだんと、
本当の気持ちが見えてきたりします。
怒りの原因のほとんどが、
不安や、さみしさ、悲しさだったりします。
それがわかると、
感情の波が、徐々にひいて
凪に変わってきます。
イライラした相手にも
それを素直に話せれば、
関係性はずっとよくなります。
怒りや悲しみは、
人の心にも傷をつけるし、
肉体にも物理的に傷をつけることが
わかっていますしね。
感情のモニタリング、
試しに、やってみて。
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