つい、仕事を頑張りすぎて、疲れてしまう人へ | あなたの才能を魅力に変える「ブランドライティング」

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こんにちは、
杉浦由佳です。


先日、
「仕事が溜まっていなくても、
とりあえず残業しないと不安になるんです」


こんな相談を受けました。


周りから、そこまでしなくていい、
と止められても、つい頑張って残業してしまい、
毎日疲れているのだそうです。


あなたにも、そんな経験がありませんか?


私はそれを聞いて、
「ああ、私も昔はそうだったな」と
思い出しました。


実は、私も昔、かなり長い間、
そういう感じで仕事をしていたんです。


当時、社員が200人くらい働いているビルで
働いていました。


誰もいなくなって、
しんと静まり返ったオフィスで一人、
夜中まで黙々と仕事をして、
そのビルのセキュリティロックをかけて帰る。


これが、私の日常でした。


なぜ、そこまでしていたんでしょうね。


今思えば、「仕事を頑張っている自分」が
私のアイデンティティでした。


仕事で成果を出すとか、
仕事を人一倍頑張っているとか、
仕事のことばかり考えているとか、
そういうことがなければ、自分に価値はない。


こんなふうに考えていたんです。
無自覚ですけどね。


もっというと、人から
「仕事ができる人」「手を抜かない人」
「仕事熱心」などと、評価されることが、
私の思う、私の価値でした。


人から認められるような行動をし続けて、
それを常に証明しないといけない。


だから、目一杯、仕事をしていないと
不安なんです。


そうしないと、
周りから認められなくて、
自分の価値がなくなってしまうから。


同じような気持ちで、
異常に頑張ってしまっている人も
いるのではないでしょうか。


これね、
心理学者のアルフレッド・アドラーがいう
「機能価値」と「存在価値」が
ごっちゃになっている状態なんです。


営業で売上を上げたとか
お客さんに満足してもらったという仕事の成果や
頑張っている姿、という仕事ぶりが、
「機能価値」。


そして、「存在価値」とは、
ただ存在するだけで価値がある
ということ。


仕事で成果が出せても出せなくても、
頑張っていても頑張っていなくても、
周りに評価されてもされなくても、
存在価値には全く影響がありません。


どんな人でも、
ただ、そこにいるだけで価値があるんです。


仕事で成果を出して、認められなければ
自分には価値がない、という考えは、
機能価値=存在価値
になっているということ。


自分をどんどん追い立てて、
苦しくなるだけなので
今すぐ手放しましょう。


あなたは、何もしなくても、
何も持っていなくても、
誰に認められなくても、
ただ存在しているだけで、価値があるんですよ。


価値があるというか、言い換えると、
ただいるだけで基本的にOKなんだ
という感覚です。


つい、自己犠牲してまで、
仕事を頑張りすぎてしまいそうになったら、
思い出してくださいね。

 

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