先日、イラストレーターでカラクリ作家の塩浦信太郎さんとミーティングをしました。
塩浦さんが決めたテーマで作ったイラストやアニメーションに私が音楽をつける「ネイティブの風」というイベントを毎年のように開催していましたが、2017年に一旦終了。
その後は塩浦さんが取り上げたいテーマが出てきたらまた随時やりましょう、ということになっています。
今回のミーティングで、塩浦さんが「次はネイティブアメリカンじゃなくて北欧神話をやってみたいと思っているんだよね」とのこと。
「え? じゃあ私が北欧の音楽を作るの?」とビックリしたら塩浦さんが「北欧神話って、バイキングの神話だから」というアドバイスを下さって、「だから何やねん」と心の中では思いましたけど、ちょっと面白そうかもとは思いました。
北欧の音楽は私も好きで、当ブログでもプログレのMoon Safari、ピアノ&ボーカルユニットの『Feathers』、ジャズシンガーのSolveig Slettahjellさん、氷で楽器を作るTerje Isungsetさん、デスメタル出身のAmorphis、「増幅された歴史」のHeilungを取り上げたことがあります。
これらを聴いてきた中で北欧音楽の特徴もなんとなくは把握しているつもりですけど、作る側の視点では考えたことがなかったのでなかなかのチャレンジになりそう。
・・・と思っていたら、後日塩浦さんから「やっぱり次のテーマは『カチナ』(精霊)にしようかな」というメールが届いたので、北欧音楽を作るという無謀なチャレンジは白紙になりそうです。
とはいえ、またいつか「次は北欧神話をやろう」というお誘いが来た場合に備えてちょっとずつ作ってみようかなとは思います。
先日の「和風」というテーマで作曲した「あきつしま」もそうでしたけど、なにかテーマやお題が先にあると取っ掛かりとしては手をつけやすいのですよ。普段はまったく何もない状態から無理やり作曲しているので。
ちなみに塩浦さんは北欧神話の電子書籍をすでに発表されています。興味のある方はどうぞ。