Flute Awards反省会 | Wind Walker

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ネイティブアメリカンフルート奏者、Mark Akixaの日常と非日常

 

 

アメリカ時間での4月18日、Flute Awards2020の受賞者が発表されました。が、そこにMark Akixaの名前は残念ながらありませんでした。

 

応援していただいた方々には明るいニュースをお届けすることができなくて申し訳ないです。

 

 

自分の部門だけでなく、どの部門で誰が取るかを大体予想していたのですけど、ことごとく外れてました(笑)。

 

アワードの審査員とここまで価値観や評価基準が違っていたら、そりゃー私の作品は選ばれないよねと納得。

 

わりと「王道」のものが選ばれていたので、「どういう変化球が投げられるか」しか考えていない私には最初から難しかったみたいでした。

 

 

そんなわけで結果は残念でしたけど、今まで孤独に活動していた個々のインディアンフルート奏者の存在が知られたり、SNS上でファイナリスト同士が交流したりするようになったので、参加してみて良かったです。

 

応募する際に、どのアルバム・どの曲で挑戦するかは自分で選ぶのですが、自分の過去曲を改めて聴いてみて、この手の賞レースで勝負できるだけのテクニックを披露したソロ曲が1曲も無かったことに気がついたのが一番の衝撃であり、収穫でした。

 

アワードは今後も毎年行われるみたいなので、ネイティブの真似をするようで今までずっと避けてきた「王道」の吹き方をレコーディングして、来年以降またチャレンジしてみようかなと思います。

 

I'll be back.