旅の記憶~プエブロ | Wind Walker

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ネイティブアメリカンフルート奏者、Mark Akixaの日常と非日常

サンタフェから車で北東に1時間半。世界遺産にもなっているタオス・プエブロに向かいます。

「プエブロ」とはスペイン語で「村」という意味で、プエブロインディアンとはアドビ煉瓦や土等で住宅を作るアメリカ南西部の定住・農耕するネイティブの方たちを指します。


建物の外観はホピと似ていますが、村の中に川が流れていたり、村を見守るような緑の山の存在がただもう「美しい!」の一言。

他者を寄せ付けない荒涼たるホピとは違い、ここは観光に向いているし入場料を払えば自由に歩き回ることが出来ます。(範囲は限られていますが)

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1,000年の歴史を誇る集合住宅。今でも人が住んでいます。


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タオス・プエブロの住民たち。



ただここもサンタフェ同様、海抜2,000メートル超。

こんなに晴れていたのに、この直後に雹が降ります(笑) 6月でも雪が降ることもあるのだとか。




この日はアルバカーキまで戻り、翌朝にアコマ・プエブロに向かいます。


アコマ・プエブロは通称「スカイシティ」(天空都市)。ここも標高2,000メートル以上。

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100メートルを超える断崖の上に村があります。ここは麓にあるビジターセンターからガイドツアーに参加しないとメサに上がることが出来ません。


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外敵に対する防御のために高いところに村を造るという点はホピと同じですけど、村の様子はホピよりもっとカラフルでタオスに近いかな。


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天空都市からの眺望。



タオスもアコマも観光スポットとしておすすめですが、実際に人が暮らしている村なので写真を撮る際は気を配りましょう。


さて、これからは人の住んでいない遺跡に向かいます。