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経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


伸び続けている医院があります。しかし、働いているスタッフや院長先生は、ムリをしてはいません。


患者数が普通に増え、その対応を普通に行っているうちに、次のステップに進んでいます。


一日患者数が300人を超えても、びっくりしないレベルになっていますし、250人程度であれば、何の問題もなく、医院が回っていきます。


これは、常識の変化です。


医院としての仕組みを作ることに、私たちも懸命になっていますので、そのような仕組みづくりによる効果も大きいことは確かですが、更なる効果を生んでいるのは働いている方の常識の変化なのです。


一日100人でびっくりしている状況から、300人は来ないとビックリしないという状況になる。この常識が変わることで、スタッフの急激に成長できます。


「これくらい普通よ」

という会話が常に繰り広げられる医院は、成長し続けます。
眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。



スタッフは働いていると主張します。しかし、経営者からの目から見たら、働いていない場合もあります。この違いは何でしょうか?


経営者は結果を見がちです。そのため、かなりのケースでプロセスを認められず、退職をしてしまうケースがあります。


いかにスタッフを認めてあげられるのか、愛情を注ぐことができるのかということは、これからの医院の成長には欠かせません。


院長先生、スタッフを愛していますか?
眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


現場効率化のためには、5Sが重要になります。


この5Sができていない医院が多くあります。
例えば、清掃ができていないという受付カウンターは沢山あります。


人は複数の情報を持ってしまうと、選択という判断段階に入ります。


この選択には時間がかかります。情報処理と、判断、その上での行動を行うということになります。
いかに選択を早くするのかということが一番の課題です。


判断を早くするためには、反射的な行動にするために、ルーティンワーク的な業務に切り替えることが必要です。また、同じ行動を繰り返すのではなければ、判断するためのルールを決める必要があります。


どのパターンで、どのような行動を行うのかということが大きな課題となります。
このルールをたくさん作り、わかりやすくできるかどうかということは、現在の業務が簡素化できているかどうかということにもよります。


複雑怪奇な仕事のやり方をしているといつまでも、ルールは出来上がりません。
今の業務を一度整理していく必要があります。
眼科医院、歯科医院の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


部署の違うスタッフ間でのミーティングを実施した。

共通して行っている手術管理についてのミーティングである。


お互いの業務内容を理解した上で、書類作成に関しては何がムダなのか、何を省くことができるのかを話し合った。

書類は常に変えることができる。そのため、必要であるとその時期に考えた内容を付加し続けてしまい情報過多になるケースが多い。医療機関では、ミスをなくすためにそのようなことが多いようである。


常に違う部署間での打ち合わせが必要である。

このミーティングでは、数年前に実施していたドクターからの指示をそのまま残してしまい、必要でない情報が20%ほど見つかっている。

記載の必要のない内容を削除するだけで、現場は効率化できる。このような効率化を継続していく必要がある。
眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


人は成長し続けなくてはならない。


これは人生の命題なのだと思います。


常に成長し続けるためには、今の目の前の目標をこなすということが必要になってきます。雑念を捨てて目の前のことに集中する必要があります。


人はいろいろな選択を繰り返して人生を過ごしています。


その選択肢の中で一番難しい、一番不安であることを選べるのかということが人生としての成長に欠かせないのではないでしょうか?


ある医院でリーダークラスのスタッフが退職しました。このような時に、院長は新しい人材を採用し、教育するという今までと同じことをもう一度繰り返す必要が出てきます。


しかし、以前に実施した教育とは違うことを行動します。
なぜなら、過去と今は違うのですから。


ここでめげずに、新しい挑戦として教育を行うことが、本当に必要なことではないでしょうか?