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経営コンサルティング《ここだけの話》高野聖義

経営コンサルタントが語るビジネス情報。医療機関の医療コンサルティングにまつわる「ここだけの話」や、最新ビジネス事例について解説。

医療コンサルティングの高野聖義(昌則)です。


移転開業の医院のサポートをしながら、感じたことは、常に患者さんとの接点の持ち方を工夫できるかどうかということです。
内覧会を開催し、多くの人を集めても医院運営がうまくいかなくては長期的な発展は望めません。常に来院していただく患者さん、周辺で支えていただける方々へ感謝し続ける必要があるのです。

医療機関の集客のメインは口コミとなります。これは広告規制による影響も大きいのですが、実際は医療機関が患者誘因を行うべきなのかという厚生労働省の見解との齟齬ではないでしょうか。

医療機関は公共性を求められており、患者さんを無理に集める行為は望ましくないと考えている人もおります。これは制度上は正しい見解ですし、否定するつもりもありません。

しかし、病気では苦しんでいるが、その病気を治す医療機関がわからないという問題も存在しています。視力の低下は老化だけではなく、疾病によるものもあります。しかし、十分な検査機器が揃っている医療機関でしかその全貌はわかりません。

そして重要なのは、ドクターにより病気を発見する力が違うということです。できる医師、常に学習し続けている医師ならば安心できますが、そうではない医院では不安です。しかし、その違いを理解するためには、やはり信用できる方からの口コミに頼らざる負えないという現状もあります。

まずは知っていただくことが重要です。そして正しい医療情報が広がって行くことがこれからの医療には必要ではないでしょうか。情報過多の時代だからこそ、情報発信が必要です。
医療コンサルティングの高野聖義(昌則)です。


今年初めての更新です。お久しぶりです。近況のご報告は順次させていただければと思いますが、現在は会社を退社し、医療機関の事務長のお仕事をやりながら、医療業界での事業を行うとしています。会社を設立するなど、半独立、半雇用という感じですが、起業家として頑張りたいと思います。

皆様には、今まで以上に有益な情報をご提供できればと考えております。


さて、事務長を兼務させていただいている医院がリニューアルしました。6階建てのビルへの移転ということで、大きな移転リニューアルです。今まではテナント診療でしたので、大きな変化です。


移転リニューアルでは、内覧会を通じて地域の患者さんに来院していただきます。新規開業とは違い、既存の患者さんを呼び込めるので、この点は優位ですが、土日の二日間の実施、時間も土曜日は2時間、日曜日は3時間と短い時間でしたが、合計200名ほどの方に内覧会に参加していただきました。


内覧会に多くの方が来院していただくということとは、販促活動として効果の高いことではありますが、もう一つは診療開始時の問題点を明確にするという効果も持っています。最終的なシミュレーションになります。


人の流れはスムーズなのか、動線は十分に確保されているのか、案内表示版などは足りているのかなど、チェックする項目は多数あります。このような点をチェックし、患者さんにとって診療しやすい環境を作る必要があります。


このような点をチェックするためには、一定数の方の来院が重要です。新しい医院では、予測できないようなことは起こります。事故につながらないように、十分に配慮が必要です。新しくできたハードをいかに使いやすくするのか、この点に集中して対応していくことが重要です。
医療コンサルティングの高野聖義(昌則)です。


歯科医院の医院数は他の医療分野と比較しても多いということは皆さんもご理解されていると思います。そのため、歯科医院にとっては増患という要素がとても重要です。

新しい医院にとっても、長く継続している医院にとっても、増患は重要なのです。インプラント治療を行っている医院にとっては、大変重要な要素であることは当然です。


インプラント治療を受ける際、インターネットを利用して検索している患者さんが増加しているのです。今行っている治療に対しても不安から、ネット情報を調べます。その中で、特定の医院に決めるという過程を行っています。つまり、初めての来院が多くなってくるのです。他の治療内容よりも、新規患者の割合が高い傾向にあるのです。


これからの医院発展のために新規患者獲得は常に意識しなくてはなりません。





                           インプラント
眼科医院、歯科医院、整形外科の医療コンサルティング 高野聖義(昌則)です。


事業を発展させることは、企業としての存在意義です。常に拡大をしなくては維持できません。長い間働く人々の給与をいかに確保するのか、昇給し続ける体制を作るためには、発展が必要です。


事業を次のステージに展開することも大きな課題として存在しています。起業の段階から、発展し、顧客数を増加させ、軌道に乗せ、次のステップに展開するというステージがあります。


この発展過程をいかに短時間に行うかが、事業の安定性には欠かせません。発展と展開の流れをしっかりと計画立てる必要があります。