医療コンサルティングの高野聖義(昌則)です。
今年初めての更新です。お久しぶりです。近況のご報告は順次させていただければと思いますが、現在は会社を退社し、医療機関の事務長のお仕事をやりながら、医療業界での事業を行うとしています。会社を設立するなど、半独立、半雇用という感じですが、起業家として頑張りたいと思います。
皆様には、今まで以上に有益な情報をご提供できればと考えております。
さて、事務長を兼務させていただいている医院がリニューアルしました。6階建てのビルへの移転ということで、大きな移転リニューアルです。今まではテナント診療でしたので、大きな変化です。
移転リニューアルでは、内覧会を通じて地域の患者さんに来院していただきます。新規開業とは違い、既存の患者さんを呼び込めるので、この点は優位ですが、土日の二日間の実施、時間も土曜日は2時間、日曜日は3時間と短い時間でしたが、合計200名ほどの方に内覧会に参加していただきました。
内覧会に多くの方が来院していただくということとは、販促活動として効果の高いことではありますが、もう一つは診療開始時の問題点を明確にするという効果も持っています。最終的なシミュレーションになります。
人の流れはスムーズなのか、動線は十分に確保されているのか、案内表示版などは足りているのかなど、チェックする項目は多数あります。このような点をチェックし、患者さんにとって診療しやすい環境を作る必要があります。
このような点をチェックするためには、一定数の方の来院が重要です。新しい医院では、予測できないようなことは起こります。事故につながらないように、十分に配慮が必要です。新しくできたハードをいかに使いやすくするのか、この点に集中して対応していくことが重要です。