アゼルバイジャンの玉子焼きキュキュを作りました。 | ちいさいおうちのちいさい庭 アジアンハーブと少しの野菜を育てる

ちいさいおうちのちいさい庭 アジアンハーブと少しの野菜を育てる

食べることが好きで料理好きですが、決して料理上手ではありません。
自宅の狭庭でハーブ、小さな野菜、バラなどを育てています。

 昨日、コーカサスのジョージアのフェスティバルの話を書いたので、今日はおなじコーカサスの国であるアゼルバイジャンのお料理をご紹介します。

 アゼルバイジャンは位置的にジョージアと接しており、東側のお隣ですがこちらの国はカスピ海に面しています。南側はイランですので、いろいろ似た料理があると思います。

 

 キュキュというのは、卵焼きに緑のハーブとかほうれん草などの青菜を刻んで入れてオムレツのようなものにした料理です。薹立ち前のディルや、毎日元気なイタリアンパセリ、買い過ぎたパクチーなどを早めに利用しないといけなくて、この料理を思い出しました。

 

 この時は細かく刻んだディル、イタリアンパセリ、パクチー、小ネギの青い所を卵と合わせ塩コショウ少々で、底の丸いストウブの鍋で焼きました。卵は5~6個ぐらいのサイズ。塩コショウはお好みで。お皿を使ってひっくり返して反対側も焼くのですが、使った鍋はフライパンより小さめだったのでターナーで返しました(ちょっと乱れてますが)。こういう鍋でしたらオーブンで焼いても良かったと思います。最初に蓋をして、最後の数分は蓋なしでちょっと焼き目をつけたらよいと思います。

 食べるときにヨーグルトを添えて。うちはサワークリームがあったのでそっちを利用しました。酸味を添えると良いそうなので、トマトのスライスなどを付け合わせにしても良いと思います。なべ底側を上にしたら、ちょっと濃くなってしまいました。

 

 同じような卵料理は世界中にあると思うのですが、イラン料理のクク(クークー)というのを習ったことがあり、やはり緑のハーブを大量に加えて濃い緑色にし、一見卵焼きに見えないくらいの出来上がりでした。アラブ料理のエッガも似てますが、もう少し卵っぽい配合に見えます。

 

 今年は庭のディルもイタリアンパセリも早く使い切らないと、どんどん薹立ちしそうなので、大量にハーブを使うこの料理を思い出して、特価品の卵も消費しないといけないのでタイミングよく作ってみました。

 

 この浅型の鍋はストウブのホットプレートミナぺルホネン/ラウンド20を使いました。ちょっと小さい気がしたのですが、今までは大いサイズの鍋が多くてどれも重くて鍋一杯作ると大量になってしまいます。お歳ごろなのでこのぐらいの方が使いやすいですね。

 

 料理の腕もありませんし、写真もへたくそですが、お味は良くできたと思います。

 公式サイトからこの商品の写真が消えていたので、もう売り切れ?Amazonにはありましたが、限定品なのでいつまであるかわかりません。もちろんお手持ちの小振りのフライパンで作ってくださいね。