ホーチミンでのコロナ感染の収束がなかなか見えず、9月15日までロックダウンが延長になりました。一度完全にコロナを押さえ込んだという油断が招いた感染拡大、あれだけ厳しいロックダウンにもかかわらず、感染者数が減りません。現地から流れてくる動画を見ると、完全に医療崩壊しているようで、果たして公表されている死者数がどうなのかわかりません。それからすれば日本の医療体制はかなり優秀だと思います。
オリンピックが終われば、そろそろ外国からの受入も規制が緩むだろうと思っておりましたが、どうも状況はそうならないようです。今のままでは年内は無理だろうと思います。日本の場合、ワクチン接種が進み、今感染が増えている20代、30代の感染が収まるまでは外国からの労働者の受入の話は進まないでしょう。それと同時に東南アジアでのコロナがある程度収まるまで送り出す側も労働者を出せない状況が続くと思われます。正直この状況は私どもにとっても厳しいです。そうそう弱音は吐かないようにしておりますが、ベトナム側のひどい状況を見ると、この混乱がある程度収まるのに相当の時間がかかることが想定されるだけに、ため息しか出ません。自分が頑張ってもどうすることもできないので、静観するしかないのです。
中にはもうコロナ前には戻らないという話もチラホラ聞こえますが、自由行動をこれだけ押さえられてきているので、コロナがインフルエンザ並みの感染症の対応になれば、確実にその反動が出ると思っております。それまで歯を食いしばって耐えるしかないのかなと思っております。
ベトナムで実習生として来る家庭は、みんな貧しいです。彼らは私たちよりもずっと過酷な状況におります。行動制限されているので、田舎に帰ることもできず、ホームレスとしてホーチミンの路上でたくさんの人たちがその日暮らしをしております。物流もかなり制限されているようで、食料の確保も難しいようです。そして、病院では大量のコロナ患者が溢れており、白い布にくるまれた方と生存している方が同じ病室にいる写真などを見ると心が痛くなります。どこの国も多くの方々が亡くなっており、このベトナムもついにコロナ禍の渦に巻き込まれてしまいました。あのテトの賑わいが嘘のようです。ベトナムもワクチン頼みになっておりますが、ホーチミンでは中国製のワクチンと聞いただけで、接種会場から多くの人たちが離れていきます。
とにかくここ数ヶ月は日本もベトナムもワクチンがどれだけ普及するかに、今後の外国人材の受入の方向性が見えてくると思います。年内の受入は難しいと思い、それに合わせてどうするのかを考えていかなければならない時期に来ていると思います。
それまでどう持ちこたえるか・・・さすがに心が折れそうです。
