ベトナムでは旧正月(テト)の方がお正月らしく、1月1日が休日になるだけで新年の感じがほとんどしません。とはいえ、今年1年の労をねぎらうべく、つばきの事務局と先生方で簡単な忘年会をしました。なかなか金銭的にきびしい1年でしたが、来年こそはもっと多くの実習生を送り出せるように営業を頑張りたいと思います。
つばきの先生方は全員ホーチミンでは老舗の「ドンズー日本語学校」で日本語を教えていた先生です。最近ではトップレベルの先生のヘッドハンティングもできたので、実習生の日本語力は格段に上がっています。送り出し機関で有名な「ESUHAI」も先生方はこのドンズー日本語学校の先生の方が多いです。これから技能実習に代わる新制度に切り替わるにあたり、間違いなく日本語力を問われるようになります。よく送り出し機関の営業トークで「うちは6か月でN4まで教育できます」というベトナム人営業マンがおりますが、N4ってそんな簡単にできるレベルではありません。まずはしっかり基礎を教え込むには、優秀なベトナム人の日本語教師が必要です。元実習生で教えられるレベルではないことを認識していただくとありがたいと思います。
来年はもっと日本語のレベルを上げ、そして日本側の様々な要望に対応できるようにしていこうと思っています。特定技能の試験もベトナム国内で行われるようになりますので、ますますN4取得ができる送り出し機関の存在が重要になってくることでしょう。
今年いろいろと仕掛けたことが、来年実を結ぶように頑張っていきます。つばきからの受け入れを検討してくださる監理団体や受入会社が1社でも増えてくることを願いながら、今年はサイゴンで年越しをします。
それでは皆様よいお年をお迎えください。今年1年ありがとうございました。