前回#144では、「あじさい」の剪定時期に
ついて学んだ。
今回は、今年ショックだった木
「梅」である。
今までは下草もろくに刈らず、ワサワサと
茂った中にせっかく付いた実が下に落ちても、
何処にあるやら分からず、結局腐らせて
しまったり。
あっちやこっちに伸びて大きくなってきた枝を
適当に剪定しても、なんとか梅の実が
付いてくれていた。
しかし今年は梅の実が全くならなかったのだ!
今まで実が付いていたことがまぐれ
だったのか!?
感謝、感謝
という訳で、大雑把にでも基本は知って
いた方が良いようだ。
(そりゃそうだ。)
で、調べてみた。
梅の木の選定のポイント
3年目までは冬に1回剪定する
4年目以降は春と夏にも剪定ができる
冬の剪定は花芽に注意する
・春季剪定
春から夏にかけては、「間引き」剪定をします。
とくに徒長枝は樹形を乱すだけでなく、栄養を優先的に使ってほかの枝の生長を妨げてしまいます。
その他、他の枝と絡まったり重なったりしている枝、内向きや下向きに伸びる枝、株本から生える細い枝なども不要な枝なので、切り落としておきましょう。
・冬季剪定
11~1月ごろの落葉期~新芽が芽吹くまでの間に、間引き剪定や切り戻し剪定をおこないます。夏季剪定同様日当たりや栄養をいき届かせるだけでなく、実の付き具合や花の付き具合を調節することも目的のひとつです。
梅の木には、古い枝には梅の実や花が付かないという特徴があります。そのため、古い枝を剪定し、新しく枝が伸びてくるように促す必要があるのです。
とくに注意が必要なのが、花後の剪定です。梅の木は、2月~3月に開花したのち、花芽と葉芽という2種類の芽を付けます。花芽は翌年花を咲かせるいわゆるつぼみのことで、葉芽は翌年伸びる新芽のことです。
7月~8月ごろになると翌年の花芽の数が確定し、10月ごろまで待ってようやく花芽が安定するといわれています。
しかし、夏が過ぎるまでに花芽の付いた枝を切ってしまうと、切られた分枝を伸ばそうとして花芽を葉芽に変えてしまい、結果として春になっても花が咲かなくなるのです。
花付きが悪くなれば、その後に付くはずの実も当然少なくなってしまいます。庭に植えた梅の木を剪定するときは、花芽を落としてしまわないよう注意して作業してください。
という事です。
徒長枝や内向きの枝、絡んだ枝については
知っていましたが、大事な横向きの細い枝まで
バチンバチンと切ってしまっていた
のかも知れません!
やはり学びは必要ですね?
困った時が、学びのチャンス!
この学びを基に、今切るなら徒長枝だけに
して、冬に剪定をしてみよう。
来年は実を付けてくれるかな~?