毎朝ウォーキングに行っている公園で、
ショッキングな場面に遭遇しました!
なんと
かなり大きなヒマラヤシーダーの木が、
完全に切られ跡形も無かったのです!
切り株が見えにくい所にあるし、切り
倒されたままになっていないので、たぶん
普段から意識して見ている人でないと、
元からそこにあった事すら気が
付かないでしょう。
私は「大きな木があるな~。日本の
松ぼっくりとはだいぶ違う形を
しているんだな~。」と見ていたので、
とてもショックです!
ちゃんとひな壇のような高い位置に、
ブロック塀に囲まれた中に植わっていた
ので、邪魔になる様なことは無いように
思います。
木が腐っていて倒れそうで危ない、
なんて感じもしません。
偶然、植わっていた時のヒマラヤシーダー
の写真が残っていました。
なぜ切られてしまったのでしょう。
切り株は、向こう側に見える車と、
そばに転がっているソフトボールのような
物と比較してもらえれば、どれだけ大きいか
お分かりいただけるのではないでしょうか。
直径は、軽く1.5メートルはあった
ショックです!
ちなみに、シーダーと言っても
「松」だそうです。
ちょっと調べてみました。
世界三大美樹の一つに数えられるヒマラヤスギCedrus deodara(セドルス デオダラ)マツ科ヒマラヤスギ属。スギとは名ばかりのマツの仲間です。自生するのはヒマラヤ北西部、カシミールやアフガニスタンなどです。パキスタンでは国樹になっています。種形容語のdeodaraは神聖という意味です。
その球果はバラの花にも似て、見た目も麗しく、愛好家にはシーダーローズと呼ばれています。
ヒマラヤスギは複合的な民間療法アーユルヴェーダの中で、病気を治す力がある樹木とされてきました。ヒマラヤスギから抽出した成分を用いたオイルでのマッサージ、アロマテラピーなど幅広く使われています。
セダーウッドオイル(セダー油)を使うアロマテラピーは、欧米のほうでも支持されています。独特なヒマラヤスギの芳香で部屋を満たせば、精神のリラックスと体を休める効果を得られるのが魅力。古来よりインドでは病気の改善にも効果があると言われてきたのも頷けます。
という事です。
せっかく生きてきて子孫を残そうと
してきた木。
子どもが成長し、旅立つのを待たずに
切られてしまった木。
せめても、地面に落ちていた子どもたち
(まだ開いていない、大きな卵型の
松ぼっくり)を拾ってきました。
こんなに早い段階で、親から離され地面に
落とされた松ぼっくりが、時間とともに
シーダーローズとして花開いてくれるのか
分かりません。
しばらく様子を見ようと思います。
何となく、『アナスタシア』(響き渡る
シベリア杉シリーズ)を思い出しました。
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