価値について② | 乳神さまの祀りかた

乳神さまの祀りかた

面倒くさがりの乳神さまですが、なんとか書き続けていただきたいと思います。
乳神さまがこの世界で好きなように表現活動ができるその日まで。

価値ってなんだろって

近頃思いを馳せております✨






そういう情報に反応しちゃう😁






そもそもは派遣のお仕事でお隣になったおばちゃんが、全くお仕事ができないというところから始まり





サラリーマンになった後輩と話していて

なんか触発されて

その時おススメされた本がこちらで




まだ読了してないのだが…






京大大学院を出たエリート臨床心理士が

就職した沖縄のデイケア施設で

「役に立つ」ことではなく、ひたすら

「居る」ことをするという…そんな感じのエッセイ






まだ途中なので感想は言えないんだけど

京大の大学院まで出た人が

その能力を使えずにひたすら「居る」のは

さぞや辛かろう…

しかし、さぞや色んな気づきがあろう…

と想像できる







先日とある演劇ワークショップのあと

同業演出家とやはり価値の話になり

「美智子さんは価値のない世界で価値がある人だと思う」

というありがたいんだかなんだか分からない言葉をいただき😁






その時、予備校講師でもある演出家は言った。






「縄文土器の 縄文 って、無駄じゃん?」






効率だけを求めれば土器に「縄文」を付ける必要はない。





「縄文」を付けなくても死なないけど

「縄文」を付けたい。付けてしまう。

それが人間なんじゃないかと。

人間は太古の昔からそうだったと。












そして今度は養老センセのYouTubeを見つけてしまった↓

https://youtu.be/p6oPER7mpkQ



「超高度」と煽ってるけど💦

難しい話しではないです。

ホエ〜とはなる😮






人間の「意識」は「秩序」に向かうようにできている。(人間は「ランダム」が苦手。だからサイコロが必要)

でも世界に「秩序」がひとつ生まれるたびに

同じだけ「無秩序」が現れるんだって

物理の法則なんだって🤔







だから昨今のエネルギー問題で

代替エネルギーがでてきても

結局同じことになると養老先生はおっしゃる






人間の「意識」が生み出すものは

どうしても「秩序」に向かう

でもこの世は秩序だけでは成り立っていないから

どうしても脳にカス(エントロピーと言ってた)が溜まる

それをメンテナンスするために「眠り」が要るんだと。






マクベスは「眠り」を失って死ぬけれども

なるほど、ですな。さすがシェイクスピア先生。






でもさ、だからだよね‼️

夢的な作品に出会うと

なんだか落ち着かないというか

でもなんか観ちゃうというか

すごく惹かれてしまう





ルーマニアのシビウ演劇祭で観た

「ファウスト」「マクベス」






鈴木忠志氏のいくつかの作品




フォーサイスやピナ・バウシュの昔の作品




なんかは私の感覚では

意識と無意識の狭間にある表現だと思う

(私の少ない観劇経験でしかないです。もっと世界にはワンダーに満ちた作品があるんだろうと思います)




そしてこのへんの作品は

「難解」と言われがち

頭で解析してもつまらないとこにいきがち


ああ、そうか。

意識で解析しようとしても無理なんだなきっと😁






そして無意識を意識の世界に連れてくるのは

やっぱり身体なんだよな






養老先生も言ってた

「意識を失っても(眠っていても)身体はシステムを維持し続けています」






ちょっと

とっ散らかっちゃいました。

ごめんなさい結論出ない。

また書くと思います。


価値

意識と無意識 

無駄


について。

おもしろいよね。