が 利休さん
に尋ねました
(弟子)「茶の湯とは
どのようなものですか？」
(利休)「茶は服(ふく)のよきように
炭(すみ)は湯の沸(わ)くように
夏は涼(すずし)く 冬は暖(あたた)かに
花は野にあるように
刻限は早めに
降ふらずとも雨の用意
相客(あいきゃく)に心せよ。」
(弟子)「それくらいのことなら
私もよく知っています」
(利休)「もしこれができたら
私はあなたの弟子に
なりましょう」
この利休さんの
「茶の湯とは」の
7つのことを
「利休七則(りきゅうしちそく)」と
いわれています
茶の湯はもちろん
仕事にも
勉学にも
日常生活の何事にも
「りきゅうしちそく」
応用できそうです
今回は
「冬は暖かに」
3月は春分を迎える月ですが
寒の戻りのある頃
桜
の開花後に雪
を見る年も
(余談)雪が降ると
甘酒をつくります
部屋中が
あたたかな湯気に満ち
甘い香りに満ち
遠い昔
学校から帰宅した
冷たい身体に
そのあたたかさ
その甘さ
そして
心までも ほっこり
安らいで
氷のように冷たい窓の外の
白い雪をみながら
あたたかい懐にある
雪のような白い甘酒をみながら
甘酒トロトロとろりん
炬燵を囲んで
心もゆったり とろけてゆく
あたたかな
遠い思い出…
![こたつ （日本傑作絵本シリーズ） [ 麻生知子 ]](https://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/5822/9784834085822.jpg)
ステキなこと
周りに伝えましょう
利休さんは
炉(ろ)を
茶道にとりいれました
炉(ろ)とは
囲炉裏(いろり)を小さくしたもの
それまでの風炉
に加えて
炉
あたたかな囲炉裏を囲んで
囲炉裏に自然と人々が集まるように
穏やかに和やかに
ひとときの安らぎ
「暖(あたた)かに」
お客様に
大事なお相手に
ご自分自身にも
身体のさむさに
心のさむさにも
さむい時の「あたたかさ」は
最高のおもてなし
最高のごちそう
最高の喜び
最高の愛
それは…心の安らぎ…
五感への「あたたかさ」
心も身体も
あたたかに あたたかに
お過ごしくださいませ
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心和やかな時をお迎えくださいませ。
👇なごり雪を楽しむお菓子
お干菓子としても
どうぞ
