今日は、4週間ぶりの東洋医学の先生の診察だった。

 

ちょうど前回の診察の頃から息子が体調を崩し、

そのときはまさか息子の病気がこんなに長引くなんて思ってなかった。

 

頭痛と吐き気を訴えて小児科にかかっていたけど良くならなかったから胃腸科を探していたとき、心配してLINEしてきてくれた友達に息子の症状を話したら、

同じような症状で起立性調節障害という病気のお友達がいることを教えてもらった。

 

すぐに脳神経外科を受診して、起立性調節障害と診断された。

友達に教えてもらわなかったら今頃まだドクターショッピングをしていただろう…。

感謝しかない。

 

でも、診断がついたからといって症状が良くなるわけではなく、

良くて1年、普通は2~3年かけて治さなければいけない病気だ。

 

実際良くなるどころか悪化してて、最初は週2回くらい行けていた学校も、

今週は一日も行かれなかった。

 

本を買って病気のことを勉強して、家での過ごし方を気をつけている。

できるだけ朝はちゃんと起こすように、でも午前中はほとんど動けない。

頭痛とめまいで起き上がれない息子に食事を運んで、

少し体調が良さそうだったら一緒にベッドに座って勉強を教え・・・。

 

でも、悪化する症状や、運動不足や、勉強の遅れ、学校のこと、、、

心配事は尽きなくて、

息子の前では明るくふるまっているけど、

精神的にはもう限界を超えてる。

 

そういうのが全部身体に表れていたようで、

東洋医学の先生はひととおり診察して開口一番に

「今回はとにかく悲壮感が強い」 と。

「鬱は無い、ただ悲しくて悲しくてしかたがない」 

と、言われたら、もう涙が止まらなくて、

診察の間ずっと泣いていた。


ああ、わたし、悲しかったんだなぁ…って。


 

都心まで通うのは本当に大変で、

車椅子に座っているだけでも疲労困憊してしまい、

最後の方は朦朧として車椅子にしがみついていた。

連れて行ってくれる母にかける負担も大きくて、

車いすを押して長い距離を歩いてもらっていると心が裂かれそうだ。

 

でも、私の病気を「治そう」と言ってくれるこの先生にしがみつくしかない。

私には母も息子もいるから、泣きながらでもあきらめるわけにいかない。

 

 

 

 

 

息子の体調不良が続いていて、
通院や、学校のこと、習い事のこと…

自分のことで精一杯なところに、
いろんな心配がのしかかってきて、
もう1人で立っていられない。

通院の車出しは両親がしてくれるけど、
そこから先は私の仕事。
体力的にもつらい。

そして、息子が具合悪そうだと、
心へのダメージが大きい。
原因がよくわからないだけに、
先の見えない不安が重くて、
毎日ぎりぎりの精神状態だ。

痛みが続くとうつがひどくなって、希死念慮が出てきてつらかったので、
以前頓服でもらっていた抗うつ剤を飲んだ。

覚醒作用があるみたいでその日は眠れなくなったが、希死念慮は消えた。
くすりすごい。

翌日くらいまで効果は残っていた。
依存が心配で飲まないようにしていたが、もうがまんしないで薬に頼ろうと思う。

日々自分の体調のことで精一杯なのに、
中1の息子が不登校になるかならないかのギリギリで、精神的負担が限界を超えている。

自分の人生を自分で支えきれない。

先のことなんて考えられない。
いちにちいちにち、ギリギリでやり過ごす毎日。



体調悪すぎて1人ででかけられないので、
気分転換もできず、
身体が痛くて異常にだるくて、うつがひどい。

息子は頭痛い吐き気がすると4日も学校を休んでいて
もしかしたら不登校の始まりじゃないかと不安が絶えないし
息子の通院とじぶんの通院でヘトヘト…

最近は、通院ぐらいしか外出してない

腕も脚も痛くて力が入らなくて
運転もできないから
通院するのも親に車出してもらわなきゃいけない。
これ以上、外出なんて頼めない。


自由に動けないのがこんなにつらいことだとは

禁固刑ってのがあるくらいだしね。

春ごろからこんな体調だから、
禁固8ヶ月くらい?
つらい…





10月30日の通院時に併設の鍼灸院で鍼灸もやってもらったお陰なのか、
車椅子で都心まで通院したのに疲れがあまりなく、
2、3日比較的体調の良い日が続いた。
ベッドの上で座っていられるくらい。
体力がつくようにと、がんばってなるべく座って過ごした。

今日の午後くらいから徐々に悪化し、
腕の痛みとだるさが強くなる。

痛みが強くなると、途端に精神状態も悪くなる。

ここ数日頭から消えていた「しにたい」という言葉がまた浮かんでくる。

ただ、少し前までと違うのは、
先月リリカを増量したせいか日中も眠気が強く、
横になったらすぐ眠れてしまうのだ。

痛くて鬱々としてきたら、
横になって布団をかぶる。
しばらくしたら眠ってしまって、辛い時間をやり過ごすことができる。

眠って、夜になって、
夕飯は何とか階段を上がって家族と一緒に少し食べ(通常の三分の一くらい)、
食後はだるさがひどかったけど痛みが引いていたので、お灸と貼り薬の貼り替えができた。


あと、新しく飲み始めた漢方薬の効果なのか、
ずっと続いていた午後の微熱が改善された。

頭がもやっとして、少し寒気がして、地味に辛かったので、嬉しい。




この2ヶ月くらい、

医師の友達に紹介してもらった、
東洋医学の病院に通っている。

今日で3回目。


体調はあまり変わらず、
人生最悪の状態が続いている。

だるさと痛みがひどい。
だるすぎて立っていられない。
基本寝たきり。
食事もベッドで。
トイレへは壁を伝って行く。
トイレで座ってるのもつらい。
風呂はたまにしか入れず、自分がカユイ&クサイ。

病院へは車椅子で行く。
高齢の母に押してもらって。
視線が痛い。

病院以外の外出はほとんどできない。

ベッド脇の窓から見える、隣家の屋根に切り取られた小さな空が、私が普段感じられる『外の世界』の全てだ。


今日は診察日だったので久しぶりに外に出た。
陽の光が眩しかった。

東洋医学の先生は毎回丁寧に診て試行錯誤してくれてて、「どこかに必ず原因があるから、見つけ出して追い詰めるしかない」と言ってくれていて、とても頼もしい。

あくまで口調は穏やかで、とても優しいN先生。
信じてついていこう。




はじめて、
友達に、車椅子を押してもらえないかと頼んだ。

息子が通っていた小学校の読み聞かせボランティアの会。
そのみんなで遠くの図書館まで見学に出かける機会が再来週にあり、
大好きな会のみんなと大好きな図書館に行く機会をどうしても諦めきれず、
悩みに悩んで、メンバーの2人に電話して、車椅子の介助をお願いした。

2人とも、喜んで、と引き受けてくれて、
是非一緒に行こう、一緒に行けるのが楽しみだと言ってくれて、
泣くのを我慢するのが大変だった。


できないことが増えているけど、
そのぶん、優しさを感じることも多い。
ありがたい…。


前回のつづき。
どんどん悪化して、このまま死ねたらいいのにと思っていたけど、そこから抜け出せたのは皮肉にも痛みがきっかけだった。



お腹の調子も悪くてゼリー飲料飲んだだけで腹痛になるし、
頑張って固形物食べたら下痢…。
トイレに座っているのもつらくて壁にもたれて腹痛に耐える。

ずっと寝ているから頭がいたい。

肺を動かして息をするのもしんどい。

もちろん四肢の痛みもだるさも最大級で、

身体ぜんぶがつらい。

あまりにつらくて思わず「たすけて」と彼にメールをしたらFaceTimeかけてきてくれて、少し話して、急遽来てくれることになった。

わたしはそのFaceTime中に寝落ちしてしまい、朦朧とした中で「じゃあこれから行くね」と聞いた気がしたが、

悪夢からハッと目覚めた時にはスマホ画面は真っ黒で、
特にその後メールも来てなくて、
あまりのだるさに意識もぼんやりしていて、あれは夢かなと思った。

でも夢じゃなくて本当に来てくれた。

彼は生命力のかたまりみたいな人なので、
わたしの淀んだ部屋の中に太陽のかけらがおりてきたような気がした。


わたしは両親とも息子とも仲が良いけど、同年代で感覚が似てる人とでないと話せないことがあるし、
すっかり心を許している人じゃないと頼めないことがある。

ここ何週間でいちばんっていうくらいたくさん喋った。

ここ数日はだるさで口がうまく動かないし、呼吸が浅くて小さい声しか出なかったのに、
彼と話していたらだんだん普通に喋れるようになった。

彼が帰ったあと、
久しぶりにご飯を一人前食べることができた。
久しぶりに胃が動いたからか、めまいがした。

生命力を分けてもらって、
生き返った。


疲れすぎてて食べられないってことを
誰しも経験したことがあると思うけど、
それが3、4日ずーっと続いていて、

食事をベッドまで運んでもらっても、
まず身体起こせないし
食器持てないし
箸もスプーンも口まで運べない。

それならとおにぎりにしてくれても、
鉛のように重い腕を動かすのが大変で、
経験したことのないだるさ、口を開けたり噛んだりする気にもならない

朝、ベッド脇に置いてくれたおにぎり、
夜までそのまんま。

食欲とか、空腹とか、感覚が無くなっていく。

私もう死ぬんだなと思った。
このまま食べなければ死ねるんだなと思ったらホッとした。

つづく


健康そうに見えるからね、

少し体調良くなって、ようやくベッドで寝たきりでなくなって、
自室から出て居間でテレビ見てると、

台所で忙しく働いている母は私を見てイライラするらしく、
激しく音を立てて戸棚を開け閉めしてイライラを表現し、
「うるさい!」と一言。

*******
…あなたが朝から忙しく働いているのは、
あなたが「頂いたカボチャでスープを作ろう」と決めたからで、
硬いカボチャを切る手が痛いのも、玉ねぎが無くてわざわざ買いに行かなくちゃいけなかったイライラも、
ぜんぶあなたが選んだ結果なのに。
*******
…言わないけど。

私は、撮りためた番組をようやく見れてる喜びを「うるさい!」のひとことで粉々に砕かれて、
停止ボタンを押して居間を出てベッドに戻った。

病人らしく、してないとね。