句作その849…薺(なずな) | まりんぼったの独り言

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ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も93歳になりました。


 



   ▷ 濡れそぼつ薺清らにポストへと

   季語……薺(なずな)……春


    いつも行く我が家から一番近くの
     小さなポスト📪️

   秋は銀杏の葉がくるくる回りながら、
   舞い落ちてくる。

   春はポストの足元に小さな薺が芽を出し、
    白い花と三角形の身をつける。

   その姿が健気で「頑張れ❗️」と応援
   したくなる。

   実は漢字こそ違え、孫娘が同じ名前
   なのだ。

   今日はその孫娘の中学校の卒業式。

   朝降っていた雨は、昼前には止んだけど、
  寒い1日だった。

   長女からのLINEで画像が送られて来た。

   寝る間も惜しんで勉強し、志望校に
   合格した彼女は「薺」のように
   頑張り屋だと思う。


   だから、小さな植物にこっそりエールを
   送りたくなるのだ。


   


   「なまちゃん、孫娘ちゃんを応援して
       いるんだよね🎵」