まりんぼったの独り言
広がり、気温はぐんぐん上昇
した。
寒いのを覚悟して帰ったら、
初夏を思わすような晴天に
恵まれ感謝しかない。
7時前に起床。
昨夜はぐっすり眠れたので
気分は上々だ。
朝食は鮭を焼いて、味噌汁を
作る。
「固形の味噌汁を使えばいいよ」
母は毎回言うけど、せめて私が
帰った時くらい、きちんとした
ものを食べさせてあげたい。
滅多に味噌汁を作らないから、
冷蔵庫には豆腐しかない。
台所にはほうれん草のヘタの
部分と、失敗して黄身がドロ
ドロの茹で玉子。
出汁をとって、ほうれん草と
わかめ、茹で玉子、豆腐で
味噌汁を作る。
鮭も焼いて保温しておき、
朝食前に各部屋の掃除に取り
掛かる。
母は起きて来たが、服を着替え
髪をセット(白髪隠し等)し、
メイクに余念がない。
昨年より更に時間が掛かるから、
何かをしてもらう訳にもいかな
くなった。
掃除も済んだし、母の支度も
あらかた出来たので、朝食を
摂る。
本当は朝食前に溜まったゴミを
焼却したかったが、そんな時間
はなくなってしまった。
朝食後、忘れ物がないか点検
して出発。
それでも、念の為に出して置い
た母のコンパクトは忘れて
しまった

詰め替え用の確認だから、
何とかなったけど…
街までの道中は、それこそ
話に花が咲く。
母は専らデイサービスで出来た
友人のことを楽しそうに話す。
誰にでも声を掛けるから
人気者になっているらしく、
我が母ながらよく頑張って
いるなあと思う。
そこには父の影に隠れて、自分
を前面に出すことのなかった
母の面影はない。
郵便局、ドラッグストア、ホーム
センター、スーパーと次々に
買い物を済ませて行く。
カートを押せば母の足取りは
確かだが、レジを素通りしよ
うとするので、慌てて呼び
戻し支払いを済ます。
ホームセンターでは猫のおやつ、
長靴、ヘアカラー剤、作業用
手袋、野菜の種、除草剤、
洗剤等など多岐に渡っている
ので、メモを書き替えてなか
ったらかなり手間取ったこと
だろう。
他にも野菜苗、水性ペン、
修正テープ、金封など、
「えっ?まだ買うの?」と
言いたくなるが、滅多に街に
出ることがないのだからと
思い直す。
実際、誘導しながら歩かないと
到底無理だと思い知らされる。
最後のスーパーでは、必需品を
籠に入れた後は「好きなものを
買ったらいいよ」とパンや
お菓子や昼食用の品を次々と
買おうとするので止めるのが
大変だ。
幾つになっても子どものために
財布を緩める母でありたいの
だなあ。
全ての品物を効率よく購入し、
実家に着いたら午後1時を少し
回っていた。
「今日は連れて行ってくれたから
欲しい物が全部買えたよ」
母の嬉しそうな笑顔は強行
スケジュールを全て忘れさせて
くれる。
もっと時間があったらお洒落
に関係する店にも連れて行って
あげたかったけど、今日は
これが精一杯だ。
何やかや、母にはたくさん散財
させてしまった。
それでも、私があげた上着を
着て、ニコニコしながら欲しい
ものを籠に入れている母は
つかの間幸せだったのに
違いない。
暖かい1日だったことに感謝
しながら、母の細い肩を抱き
寄せて別れを告げたのだった。
いません
紅梅は堅い蕾でした
2ヶ月ぶりの帰郷。
途中のスーパーでレジにトラブル
があったので、いつもより遅く
なり、8時を回ってしまった。
さぞかし母は待ち遠しかった
ことだろう。
「遅くまでお疲れ様」
満面の笑顔で迎えてくれた。
暖かい夜なので、ストーブは
作動しておらず炬燵のみ。
日中は初夏を思わすような
日だったから、寒い秘境にも
やっと春の到来だ。
夕食は母がデイサービスで
買って来た惣菜と帰りの
スーパーで買った惣菜のみ。
酢の物と失敗した茹で卵も…
赤飯を作ってくれたので、
炊き込みご飯とひじきの煮物は
冷蔵庫に入れる。
ビール🍺で乾杯して、食べな
がらお土産を渡す。
母が目敏く見つけたのは、以前
私が着て行ったら「いいなぁ」
と何度も褒めてくれた上着。
ラベンダーと紫の切り替えが
入っていて軽くて暖かい。
「そんなに気に入ったのなら
お母さんにあげるよ」
その時は言えなかったなあ。
「私が着た服だけどよかったら
着てね」
「まあ、ありがとう!」
母の顔がパッと輝く。
お洒落な母にとっては、どんな
お土産より着るものが嬉しい
のだ。
但し、気に入らない色やデザ
インだと箪笥の肥やしになって
しまう。
体温計は引き出しを開けたら、
新しいのが入っていた。
「それはМが買ってくれたよ」
Мくんも探すより新しい体温計
を買って来たんだな。
後は簡単に出汁が取れるパック
や中華の顆粒。
洗剤や白髪を簡単に隠せる
ものも喜んでくれたけど、
何より上着が嬉しかった
「明日はこれを着て買い物に
行くよ」
渡された買い物メモは20品目
以上、何の脈絡もなく並んで
いる。
効率よく回るために、別の紙に
店ごとに書き替えておく。
話は尽きないが、明日も忙しい
から早めに(11時半)就寝する
ことにした。
明日のミッション、全てクリア
出来るかな?
そんな懸念も飲み込んで、深い
眠りに引き込まれて行った。
続きます🌟
三寒四温も彼岸もないような
寒さから、やっと解放された
この調子なら、明日は二ヶ月
ぶりに秘境の実家に帰れそう
です。
長い二ヶ月でした。
秘境には雪が積もって、いつか
根雪になり帰りたくても帰れ
なかったのです。
その間に、実家ではいろいろ
アクシデントがあり、弟の
Мくんが何度も足を運んで
くれました。
台所のリモコンの故障、
天日のパイプの破損、蔵の
床の補修、浴槽の水漏れ…
中には母の勘違いもあり、
補修しなくてもよいことも
あったけど、それも帰って
確認したからよかったので、
放ってはおけません。
先週は上の弟のYくんが、約
3か月ぶりに帰り、猫の餌の
補給や畑を管理機で引いたり、
あれこれ働いてくれました。
生憎の雨模様で、思ったほどの
作業は出来なかったようですが、
蕗の薹を30個収穫し、母に天麩
羅にしてもらって嬉々として
スナックに持ち込んだとか。
どこまでもマイペースなYくんも
母の好物の剥き栗や誕生日の
お祝いに靴をプレゼントした
り、なかなかやるものです。
私も昨夜は、母に頼まれた
調味料や洗剤等と一緒に喜んで
くれそうなものを袋に詰めま
した。
体温計もその1つ。
デイサービスに行く前は必ず
検温しないといけないのに、
どうやら最新式の体温計を
紛失したようです。
「お正月にYくんの鞄に間違え
て入れたかも知れない」
なんてあり得ないことを言って
いましたが、今回Yくんが
帰って、そんな事実はなかった
ことが判明しました。
補聴器に較べたら、体温計は
只みたいな価格ですからね。
後は、毎回作って行く炊き込み
ご飯やひじきの煮物なども忘れ
ないように持って行きます。
今回は仕事を残しているので、
一泊しか出来ないのが残念。
余程効率よく動いて、睡眠時間
も確保しなくては。
というのもYくんはしっかり
睡眠を取らなかったので、
帰りに居眠りしてサイドミラー
を電柱にぶつけて破損したの
です。
いつまでも若くはないことを
思い知らされ、私も帰りは
睡魔に襲われるので、明日の
夜はお喋りもほどほどに早めに
休もうと思います。
母とのお喋りは街に出るので、
その道中にしっかりすることに
します。
そんな訳で、今夜も早めに
就寝します。
帰って来たら、またゆっくり
ボク、なまちゃんが居ないと
テンション下がりそう……
長女から預かっているインコの
ぐりは、とても元気でまりんの
フードをしっかり食べています。
実は預かった日と翌日は、何
だか元気がなくて籠の下で
丸まっていました。
寒いのかなと思って、ヒーター
を入れても変わらず、帰るまで
に何かあったらと心配しました。
ふと思いついて、まりんが
小さ過ぎて食べないフードを
小皿に入れてやりました。
熱心にパクパク食べて、極小
のひまわりの種もまりんは
見向きもしないのに、ぐりは
誠に嬉しそうに小さな嘴で
割って食べます。
その姿がいじらしくて、つい
つい甘やかしてしまいます。
長女一家と再会出来る日まで
後6日。
迎えに来たら、返したくなく
なりそうです(笑)
まりんはすっかりぐりへの
興味はなくして、甘えて
来ます。
12倍も大きな姿なのに、気分
昨日から我が家にセキセイ
インコのぐりが来ています。
3年前も預かった長女の家の
インコです。
前回は何処に旅行に行ったの
だったかな?
長女一家は明日から1週間
ハワイに行くので、その間
ぐりはお留守番です。
神経質なまりんは、私達が
出掛けると帰って来るまで、
フードも水も口にしないで
ひたすら待っています。
幸いぐりは、我が家に来て
からも何事もなかったように、
しっかりフードも食べ元気に
過ごしています。
前回預かった時は、まりんは
ぐりに無関心だったのに、
今回は矢鱈に籠に乗り、
「ギャギャギャ〰️!」驚いた
ぐりが大きな声を出します。
何度も繰り返すので、苦肉の
策でこんなものを乗せました。
怖がりのまりんは得体の知れ
ないものには絶対近付きません。
今日はまりんを早めに寝かせて、
ぐりを放鳥してやりました。
嬉しそうに飛び回っていたけど、
あまりにも素早いのでどうにも
画像は撮れません。
ぐりを迎えに来るのは来週の
火曜日。
それまで約10日、しっかり
世話をして元気な姿で返して

