まりんぼったの独り言

まりんぼったの独り言

ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も93歳になりました。





 5月22日(金)

 お茶摘み当日
 朝はまだ霧のような雨が降って
 いる

 昨夜Mくんがブロワーで飛ばし
 た水滴を今朝ももう一度飛ばさ
 なければならない

 それでも、なぜか私には根拠の
 ない自信があり、今日は必ず
 全て済ませることが出来ると
 空を見上げて思う

 朝食を済ませ、Mくんの軽トラ
 に乗り込み茶畑を目指す

 母には家で待ってもらい、
 ある程度摘めたらブルーシート
 に広げて選別してもらうことに
 した

 私の強い念波が空に届いたのか、
 雨は茶畑に着いた時からは一滴
 も降らなかった 


 今年は初めてMくんと二人だけで
 全てのお茶を刈らなければなら
 ない

 今までは、YくんやMくんの
 長女夫婦など助っ人が来てく
 れたが、今年は平日に予定を
 組んだからそれは無理だ

 「お茶摘み開始!」

 緑一色の茶畑にMくんのSpotify
 から軽快な音楽が流れる爆笑音符ルンルン

 茶畑の一番奥から、それぞれの
 列を決めて大きな鋏で刈っていく

 袋に一杯になったら移し替え、
 永遠に思えるような作業が続く

 Mくんは自分自身がお茶刈りの
 機械にでもなったように、サク
 サクと見事な速さで刈って行く

 逆立ちしても追いつけないのは
 わかっているから、私はペース
 を崩さず自分の列を刈る

 Mくんが1列済ませる頃に、
 やっと半分しかいけないけど、
 焦りは禁物笑い泣き

 1人で刈るよりは何倍もましだと
 思う

 少し刈る時期が早いのではと
 心配していたが杞憂に過ぎな
 かったようだ

 よく育った茶葉は艶々とよく
 伸び、刈られるのを待っている

 半分ほど刈った頃、林道を1台
 の軽トラが走って来て停まった

 Mくんが傍まで寄って挨拶を
 している
 ご近所のSさんと息子さんだ

 息子さんはMくんより5歳若い 

 普段は東京に住んでいるが、
 時々帰って来て、草刈りを
 したり、運転を止めたSさんの
 通院に付き合うこともある
 
 笑顔の素敵なイケメンの息子
 さんだ

 「向こうの山に猿が出ていました
 よ」

 親切に教えてくださる

 しばらく話して、車は去って
 行く

 「運命共同体だったよ」

 「?」

 Mくんの言葉の意味を掴みかねて
 いると

 「一昨日、我が家に猿が出た日に
 Sさんの畑でも馬鈴薯が全滅
 したらしいよ」

 「えっ?あんなに何もかも取って
 行った日にSさんの畑まで荒らし
 たの?」

 全く、猿の強奪ぶりには恐れ入る

 その後はピッチを上げて、2人
 黙々と刈って行き、午後1時には
 全ての茶葉を刈り切った

 「やったね!」

 まさにハイタッチでもしたい
 気分だチュースター

 団体の勝利ではなく、お茶刈り
 マシン1号と出来損ないマシン
 なまちゃん号の勝利である

 お昼を食べたら、母と3人で
 ゴミを取り除く作業に専念しよう

 てへぺろまたしても続きます


 


 

「なまちゃん、やったね🩷🩷」






 6日ぶりの更新になりました
 秘境から帰ったら、その日の
 内にお茶摘みの様子をアップ
 していた頃が懐かしい真顔もやもやもやもや


 秘境から帰ったのは23日、
 その日は何も出来ないくらい
 眠くてバタンキュー笑い泣きガーン(古っ)

 翌日は午後2時半から8時前
 まで役員会……
 それでも、以前のなまちゃん
 なら眠い目をこすりながら、
 記事をアップしていたと思い
 ます

 でも、今回は連休明けの長い
 風邪引きが尾を引いて、しっかり
 ブレーキが掛かってしまいました

 「鉄人なまちゃん」ではなく
 「やわやわなまちゃん」に
 なったような気がして、ここで
 無理をしたら後々困るなあ
 なんて言い訳が出てくる始末

 でも、やっぱり遅れてもいい
 から書き残しておきたいのです

 例によって1日では書ききれない
 と思います

 気長にお付き合いくださいね


 


 
 21日(木)午前11時
   秘境の実家に到着

 朝からの雨は止みそうもない
 お茶摘みに雨は大敵だから、
 今日はさっぱり諦めよう悲しい

 でも、雨が幸いしたこともある
 隣の市から半年ぶりに、叔父
 夫婦(母の弟)が訪ねてくれ、
 ゆっくり話せたのだ

 お茶摘みの予定は話していた
 けど、選別くらいは出来る
 からと昼食を準備して遠方
 より駆けつけてくれた

 叔父は米寿を迎えたが、矍鑠
 (かくしゃく)という言葉が
 ぴったりで見た目も体力も
 十歳以上若く見える

 そんな元気な叔父も四月末に
 突然脳梗塞の症状に見舞われ、
 10日間ICUと個室に入院して
 いたと聞きびっくり!

 日頃から叔父は何十年も血圧、
 脈拍、体重等を記録している
 のだが文字がうまく書けない
 ことに気付き、すぐに掛かり付
 けの内科に行き、そこから救急
 車で総合病院に運ばれた

 早急に治療したことで、退院時
 は後遺症もなく、翌日から畑に
 行きサツマイモの苗を300本も
 植えたそうだ

 身内の気安さに話が盛り上がり、
 母と弟のMくんと5人で賑やか
 な時間が過ぎていく

 雨は一向に止む気配がない

 途中で叔父は雨合羽を着て、
 下の畑に蕗を刈りに行った

 母は嬉しそうに若い時の話を
 繰り返している

 私とMくんは「また始まった」
 と思いながら、時々合の手を
 入れながら聞く

 母は四月から帰ったMくんが
 家や畑や道の補修を本気でして
 くれることが嬉しくて、そのこと
 も繰り返し巻き返し話す


 新しい話はなかなか出来ないが、
 母にとっては久しぶりに訪ねて
 くれた叔父夫婦にとっておきの
 話(何十回となく)を聞かせた
 いのだ


 夕方になる前に叔父夫婦は再会
 を約して別れを告げた

 明日はいよいよMくんと二人で
 お茶摘みに取り掛からなければ
 ならない

 母は「茶畑まで乗せて行ってくれ
 たら、私も刈るよ」と言うけど
 疲れを出したら困るから、家で
 刈って来た茶葉の選別をして
 欲しいと頼んだ


 夜になって雨が止んだので、M
 くんはライト付きのヘルメット
 を被り、ブロワーで茶葉の水滴
 を吹き飛ばしに行った


 天気予報では、明日は何とか
 雨は降らずにいてくれるらしい

 それを信じて、今夜は早めに
 休むことにしよう

 てへぺろやはりお茶摘みの日までは
 書けませんでした
 続きます

 




「なまちゃん、大好きなブログもなかなか書けないね」








 Mくんが秘境に帰ってから、母の
 メールはめっきり減った

 メールのやり取りより対面して
 話せるMくんとの会話の方が
 何倍も楽しいものね

 でも、今朝は6時過ぎに母からの
 メール
 嫌な予感しかない真顔ガーン


 昨日の夕方、今年は例年より
 ずっと早く猿どもがやって来て
 キャッキャッと鳴き声をあげた

 Mくんは即、「流星」という
 花火を何発も飛ばして追い払った
 はずだったのだが……

 「今朝、早く起きて畑に行ったら
 猿が玉ねぎを食い荒らしていた
 よ。 昨日あんなに追い払った
 のに…
 もう、どうしようもないよ」

 絶望に打ちひしがれた母に
 何と言って励まそうかと悩む

 すると、MくんからもLINEが
 来る
 被害は母が思っている以上の
 ものだった

 「ちょうど採り頃だった苺🍓を
 全部やられたよ。赤い実だけで
 なく、青い実も全部ちぎって
 いるし、じゃがいもも全部
 引き抜かれているよ。
 嘆いても仕方ないから、また
 頑張るよ」

 胸が痛む…

 猿は今まで夏野菜を主に狙い、
 苺🍓は一度も荒らされたことが
 なかった

 今年はMくんが苺のランナーを
 100本も植え替え、藁を敷いて
 綺麗に整備してくれた

 苺は丸々と育ち、母は畑に草を
 抜きに行くときは苺をむしって
 食べるのを楽しみにしていた

 それが全滅とは…

 そして、じゃがいもや玉ねぎも
 殆んど荒らされたことはなかっ
 たはずなのに……

 Mくんと電話で話したら、相当
 がっかりしていたが負けてしま
 いはしない気概が伝わって来た

 秘境で野菜や果物を育てること
 は、はじめから害獣との戦いを
 頭に入れておかねばならない

 この先、Mくんがどのように
 して農作物を守っていくか、
 母の嘆きを救ってくれるのか、
 戦いは始まったばかりだ


 

「なまちゃん、Mくんは

負けないよね?」




 〉薫風や町費持つ人連なりぬ

 季語……薫風……夏

 〉公会堂出て片蔭を選びけり

 季語……片蔭……夏


 3回目の町費徴収が終わり、
 今日は金融機関に入金に行って
 来た

 この一連の作業が終わるまで、
 心のどこかに小さなプレッシャー
 を感じていた

 特に3回目はペアを組む会長が
 他の役員との会合の予定を2つ
 も組み込んでいて、実質助けは
 求められない

 「他の役員さんに出てもらっ
 たら?」
 ありがたいアドバイスだけど、
 本来私の仕事だものね

 同じ時間帯にどっと集わない
 ことを祈りつつ、30分早く
 公会堂に着いた

 会長は私より早く着いて、机を
 並べたり、エアコンを効かせたり
 してあり感謝爆笑

 定時が来てもしばらくは誰も
 訪れない

 でも、残りの地区の人数を把握
 しているから、このままで済む
 はずもない

 すると、約束でもしていたかの
 ように大口の人が続けて入って
 来る

 「おはようございます」
 にこやかに対応しながら、確認
 の作業の幾つかが頭を占める

 町費徴収だけではなく、六月の
 初旬に実施される川溝掃除の
 不参加金も徴収しなくてはなら
 ない

 参加人数の確認も必要だ

 ありがたいことに、まだ約束の
 人が訪れない会長が一緒に徴収
 の確認作業を手伝ってくださり、
 一番大きい波は乗り越えること
 が出来た

 その後は、あまり集うこともなく
 さくさくと進んでいく

 考えて見たら、公会堂に座って
 町費を徴収するより、ここまで
 集金された理事の方達の方が
 何倍も大変だ
 
 徴収時間が終わり、まだ会合が
 残っている会長に後を託して、
 一足先に公会堂を後にした

 日中は30℃を超える暑い日、
 町費の入ったリュックを背負い
 片蔭を選びながら帰路に着いた

 


 「なまちゃん、本当にお疲れ様
 お昼寝でもしたらいいよ」



※図書館の薔薇



 今年もお茶摘みの時期が近づいて
 きた

 例年は六月の第1日曜日をメイン
 のお茶摘みの日と決めて、それに
 合わせて予定を組んだ

 ところが、今年からその予定を
 大幅に変えなくてはいけなく
 なった

 まず日程の問題だけど、昨年
 までお世話になっていた隣県の
 茶工場が閉鎖してしまい、別の
 加工場に出さなければならない

 その加工場は以前の所より
 遠くなり、しかも五月いっぱい
 しか受け付けないと言う

 秘境の茶畑は山に囲まれていて、
 車の排気ガスに汚染されない
 代わり、少し茶葉の生育が遅い


 出来れば六月に受け付けてくれ
 れば嬉しいのだが、それは無理
 だと断られた


 次の問題は週末に集まりたい
 のに、私のスケジュールが
 土日全て埋まっていることだ


 「大丈夫だよ。僕が何とかする」
 Mくんはそう言ってくれたけど、
 お茶摘みは時間が勝負だし、
 相当ハードな作業だ


 しかも、刈って終わりではなく
 茶葉からゴミや小枝を取り除く
 選別作業が延々と続く


 そこで、今年に限って平日に
 刈る日を決めて助っ人に行く
 ことにした

 そうなると土日しか休めない
 Yくんは戦力外だ

 すると、ありがたいことに
 昨年柚子採りの時助っ人に来て
 くれた叔父夫婦(母の弟88歳) 
 が蕗を採りがてら日程を合わせ
 て来てくれることになった

 昨年は十数年ぶりに再会し、
 春の蕗採りと秋の柚子採りで
 会うことが出来た

 叔母は私とは7歳違いなので、
 姉と言ってもいいくらいで
 美容の話、健康維持の話と
 幾らでも話が弾む

 そこで、今回も私が行く日に
 合わせて隣県から足を伸ばして
 くれることになった

 その時は何か美味しいデザート
 でも作って行こうかと、今から
 楽しみにしている

 農作業はハードなものが多い
 から、何か楽しみもセットに
 しないとね

 そうそう、Mくんが植え付けた
 苺🍓(アイベリー)が熟れて
 きたとの情報に美味しい苺ジャム
 が作れそうだとワクワク

 滅多に来れない叔父夫婦に
 秘境の景色と今しか採れない
 美味なるものを満喫してもら
 おう

 その予定は来週の21日(木) 
 自分でテンションを上げて、
 目一杯働いて来ようと思う


 


「なまちゃん、ボクの変顔ばかり
撮らないでよ!」