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まりんぼったの独り言

ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も93歳になりました。




 ※ Suちゃんの庭シリーズ
  1つ1つが可憐で美しい

 「探し物」
 この年齢←どの年齢?真顔
 なると増えてくるんだよね。

 今回のなまちゃんの探し物は、
 何と!夏には必須の麦茶パック。

 もう、何年も同じメーカーの
 香ばしい麦茶パックを使用
 して、毎朝煮出しては冷やし
 を繰り返している。

 2週間くらい前、新しいパック 
 を開封して密閉出来る缶に
 移し、残りは厳重に輪ゴムを
 掛けて仕舞ったはずなのに…

 「麦茶パックの残りがない❗️」

 いつも入れる引き出し、ない❗️

 粉物を仕舞っている戸棚、ない❗️

 この前の梅シロップ爆発事件で
 無意識に仕舞い込んだのか?

 それとなく、何となく探すと 
 全然見つからない。

 こんなにせせこましい我が家で
 消えてなくなるなんて驚きアセアセ

 呑気にしていたけど、小出し 
 したパックが残り少なくなって
 来た。

 仕方ない。

 秘伝の「ナイナイの神様」に
 お出ましいただこう。

 なまちゃんは厳かに手を合わせ 
 ゆっくり唱える。

 「ナイナイの神様、ナイナイの
 神様、麦茶パックを見つけて
 くださりありがとうございます」

 これを3回唱えて、おもむろに
 有りそうな場所から探し出す。

 引き出し→戸棚→台所の棚→
 そこまで見た時、天啓の如く
 閃いた❗️ 

 「そうだ❗️まりんBOXだ❗️」

 麦茶は湿気を吸うと風味が
 落ちるので、まりんBOXに
 仕舞ったのだった。 

 以前は家人の趣味のカメラを
 仕舞っていたカメラ庫を、
 ここ何年かは食パンやコーヒー
 の粉、クッキーなどの菓子類を
 保存するのに使っている。

 そーっと開けると「あった❗️」

 あんなにあちこち探したのに、
 心を落ち着けてゆっくり探すと
 嘘のように簡単に見つかるん
 だね昇天飛び出すハート

 だから、なまちゃんは「ナイナイ
 の神様」とは縁が切れないんだ
 な。


 


 「なまちゃん、 ナイナイの神様
 に頼らないでよ」




 〉足を引き母歩みたり
  夏野原

 季語……夏野原……夏

 昨夜のこと、夕方市役所の
 農林課から視察があることを 
 伝えようと母に電話する。

 「今日、市役所から視察の人が
 2人来られたよ」

 前置きもなしに母が話し始める。

 「ええーっ、もう来られたの!?」
 
 よもや、今日は終業時刻も近い
 から視察はないだろうと思って
 いた。

 速い対応に感謝の気持ちで
 いっぱいになる。

 母は大いに勘違いして、視察の
 人達は民生委員のМさんが手配
 してくださったのだと思い込ん
 でいる。

 何度も勘違いを訂正して、やっと
 理解出来たようだ。

 「じゃあ、今日市役所に行って
 くれたの?」

 「いやいや、電話したんだよ」

 母は、まさか視察の人が来る
 なんて夢にも思わず、畑で
 豆を蒔いていたそうだ。  

 親切な話し方で話しかけられた
 のに、補聴器を外していた母は
 よく聞き取れなかったのを
 残念がっていた。

 また、立ち合いが必要になる
 ので、その時は休めないM
 くんが無理なら私が同席する
 ようになるかも知れない。

 さて、今日は農林課からは
 連絡は入らなかった。

 気の早い母は「こちらから
 ◯◯組に連絡しようか?」と
 言って来るから、慌てて止めた。

 幸い梅雨明け間近で大雨は今の
 ところ大丈夫そうだから、もう
 少し気長に待って見よう。

 母にもそう伝えて、先走り
 しないように抑えている。
 

 


 「なまちゃん、気が揉めるね」
 



 〉降るやうにくださるる知恵
  岩清水

 季語……岩清水……夏


 昨日は、秘境の実家の崩落に 
 たくさんの励ましのコメントを
 ありがとうございました🙇

 どんなに嬉しく励みになったか
 わかりません。

 そして、実際的なアドバイスも 
 胸に沁みました。

 母も私達も引き込み線だから、
 全て個人負担で復旧しないと
 いけないと思い込んでいました。

 でも、その道はデイサービスの
 迎えの車や農協、郵便配達の
 人等多くの人が通る道でも
 あります。

 今日はアドバイス通り、市役所に
 電話して建設課から農林課に
 繋いでもらい、ありのままを
 伝えて相談しました。

 すると近日中に視察に来てくだ
 さることになりました。

 今は、まだそこまでしか進んで   
 いませんが、心の中に灯がとも
 ったようです。

 これから母に電話して、元気
 づけたいと思います。

 ブログを続けて来て本当によか
 ったとしみじみ思い、感謝の
 気持ちでいっぱいです。

 改めて本当に本当にありがとう
 ございます💕
 


 「なまちゃんはいいお友達が
 いっぱいいて嬉しいね💓」



 ※ Suちゃんの庭シリーズ
  庭で咲いた《たいまつ草》


 〉いにしへの伝へ破りて
  梅雨の雷(らい)

 季語……梅雨の雷……夏


 遠くでゴロゴロ雷が鳴っている。

 雨の降り方は、どう見たって
 梅雨ではなく真夏の夕立だ。

 予報では梅雨明けは20日頃。

 その日が待ち遠しい汗うさぎスター



 弟のMくんが実家の崩落の
 写メを送ってくれた。

 母が崩れた場所を一生懸命説明
 してくれても、どうしても
 わからなかったのが、写メで
 一度に理解出来た。

 想像していた百倍も大変な事態
 が起きていた。

 実家への引き込み線の道路の
 下がえぐれて、何トンもの  
 土砂が柚子畑に流れ込んで 
 いる❗️

 このまま雨が降り続けば、
 車で実家に帰ることすら危うく
 なリそうだ。

 梅雨が明けたら、この先どう
 対処していくのか4人で
 考えて結論を出さなくては
 ならない。  

 大雨がもたらした災害に慄然
 とするばかりだ。


 


 「なまちゃん、頭が痛いね…」




 〉卵のみ買ひ来たるのち
  白雨かな

 季語……白雨……夏
 ※ 白雨…夏の夕方、ざっと降る
  大粒の激しい雨。雷を伴う
  ことも多い。


 海の日。

 予定のない日はいいなあ笑ううさぎスター

 録画していたLPGAのメジャー
 大会決勝日をハラハラドキドキ
 しながら観る。

 ずっと応援してきた古江彩佳
 選手が劣勢をはねのけて、
 最後のホールで見事にイーグル
 を決めた。

 「やった〜❗」
 家人とハイタッチして、大喜び。

 どんなに強い選手でも、決勝戦  
 の最終日は緊張でガチガチに
 なるのに、古江彩佳選手は
 笑顔を絶やさず、プレッシャー
 をものともせずに日本人女子
 4人目のメジャータイトルを
 獲得した。

 嬉しい気分に包まれて、ニヤニヤ
 していたら、大事なことを忘れ
 ていた。

 シフォンケーキ(ラムレーズン)
 を頼まれていたのだった爆笑アセアセ

 大玉の卵を切らしている❗️

 ポツポツと雨が落ちて来ている
 中を卵だけ、走って買いに行って 
 来た。

 帰って来て5分も絶たない間に
 ザーッと激しい音がして、
 大粒の雨が落ちてきた。

 向こうの景色が霞んで見える。

 夕立の別名「白雨」とはよく
 言ったものだ。

 ものの20分で雨は上がり、薄い
 青空が広がった。

 何も予定のない日って、なかなか
 ないものだねてへぺろ

 その後協力してシフォンケーキ
 を焼き上げたのは言うまでもない。
 

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 「なまちゃん、 早く作って
 くれないとボク寝てしまうよ」