#じーじとばーばんちの思い出 | まりんぼったの独り言

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ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も92歳になりました。

じーじとばーばんちの思い出

   自分が完全な「ばあば」なのに、この

   テーマでの投稿はちょっぴり気が引け

  ますね。


   でも、残しておきたい思い出はあふれる

   くらいあるので、今日は少しだけニコニコキューン


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   母方の祖父母の家は、県境を越えて

   二里半の川縁にあった。


  二里半は10km。

  交通手段は徒歩のみ真顔ガーン



  母は川縁の道路(と言ってもバス等は

  走っていない)を5km歩き、次に

  高山植物が咲いているような山を

   更に5km歩いて嫁いで来たのだ。



  母にとって里帰りは、人生の最も楽しみ

   な行事だったので、幼い私の手を引いて

   歩いて祖父母の待つ家に帰るのである。



   3歳の時、弟が生まれたので、当然

   弟は背中におぶわれ、私は10kmの道を

   歩き通した。



  子ども心に「何て遠いのだろう」と

  思いながら、迎えてくれる祖父母の

  満面の笑顔に会いたいばかりに、嫌が

   上にも脚力は鍛えられたのである。



   今では、ちょっとのことではびくとも

   しない脚が自慢だ。



   でも、秋になって膨大な量の柚子採りが

   始まると、さしもの脚力も臀部の激痛に

    音をあげるけどね泣くうさぎ泣



   

   



   「なまちゃん、もっともっと脚を鍛え
     なきゃ、柚子採りのお役に立てないよ」



 

 

 

 

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