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▷ 白息や水源目指す母の杖
季語……白息……冬
▷ 迸る谷からの水冬の朝
季語……冬の朝
母の苦労が実って、秘境のタンクに水が
勢いよく迸っている。
以前からの水源の水ほど水質はよくない
が、干ばつの今そんなことを言っては
バチが当たるだろう。
木の葉を掻き分けながら、日が暮れて
帰って来た母は歩くのもやっとの状態。
それでも、昨日から洗濯も出来るし、
入浴も出来る。
「こうして水が使えるのも、新しい
水源から水を引いてくださった人達の
お陰だとしみじみありがたいよ」
母にアドバイスして、工事をして
くださったYさんもSさんも鬼籍に
入られて久しい。
この人達の尽力がなかったら、実家で
暮らすのも難しくなっているだろう。
年末までには弟のMくんが帰って、山の
上の水源まで足を運びスムーズに水が来る
ようにしてくれる。
そして、新しい水源の水を綺麗に濾す
道具も作って帰ると言う。
とんだ水騒動だったが、母の勇気と
行動力で一先ず落ち着いたようだ。
来週の半ばには、私も日帰りで帰って
用事を済ませて来よう。
「なまちゃん、あんなに取り乱して
いたのに、俳句なんか詠んじゃって❗️」
![照れ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/007.png)
たくさんの励ましやアドバイスをいただ
いて、ありがとうございました 。
元気をもらいましたよ💓」