句作その71…一番好きな花 | まりんぼったの独り言

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ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も93歳になりました。

o何の花が一番好き?


ハイビスカスピンク薔薇花束赤薔薇


その花を知るまでは、一番好きな花は?と

訊かれても、咄嗟には答えられなかった。

薔薇も、百合も、牡丹も、チューリップも

、桜も、好きな花なんて一つに絞れる訳が

ない。


今から二十数年前、知人の家で生まれて

初めて、その花が開くところを見た。



月下美人!!


一夜限りの純白の花は、あまりにも美しくて、

信じられない芳香を放っていた。

  


夜に咲いて朝には萎む、月下美人は不思議な

ご縁で、今から7年前に我が家にやってきた。

 

それから毎年、年に3~4回咲いて、私達を

うっとりさせてくれる。

そして、神秘的な花に魅了され続けている

内に、一番好きな花になっていったのだ。

 

今年も、月下美人は咲くだろうか?

何度も見て、香りに酔いしれ、一番美しい

姿をカメラに収めた花なのに、初咲きに

出合うと、初恋の人に逢うように震える。



 咲き満ちて月下美人や睥睨す


 季語……月下美人……夏

 睥睨(へいげい)……周りを睨み付けて、威力

 を示すこと


 


   


けれども、この麗しい花は翌朝には、見るも
無惨に萎れて、前夜の女王のような気品も、
辺りを払うような香りも跡形もないのだ。

その潔さに痺れて、今年も召し使いのように
仕えて、咲く日をひたすら待ち焦がれる……


 かほり消ゆ月下美人のしぼむ朝


 季語……月下美人……夏



   


数年前にスケッチして描いてみたが、あまり
にも美しい花は、絵にはならないことを
思い知らされた。






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