らぶどろっぷ【元AV嬢の私小説】 -361ページ目

第003話 理由

それには確かに理由があった。


私は学生時代とても問題行動の多い子供だったのだ。


小学生の頃から女だてらに

『学校一の問題児』

とレッテルを貼られていた。


好奇心が人一倍強く

協調性に欠け

全く悪びれる事なく

次から次へとまるで水が流れるかのように

『悪さ』

を繰り返した。


『悪さ』といっても

いわゆる不良のそれではなかった。


授業中の私語や

学校帰りの買い食い

好きなアイドル雑誌を学校に持って行ったりなど

その程度の事だった。


なぜそこまで問題児扱いされたのかというと答えは簡単である。


誰もが先生に隠れてやるそれらの事を

私は大胆不敵に

『いつでもどこで何度でも』

やってのけたからだろう。


先生方もこの子は扱いきれないとばかりに

親を呼び出しては注意を繰り返した。


その度にお母さんは学校に出向き

頭を深々と下げながら

「申し訳ありませんでした」

と謝り続けた。


お父さんは医者でまだ若く

単身赴任先の大学病院に勤めていた。


研究と論文に日々追われ

家の事はお母さんにまかせきりだった

pana1002



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