第001話 17歳の夏
私が高校を中退し
親と大喧嘩の末
実家を飛び出したのは17歳の夏だった。
その日の夜もいつもの様に
お母さんはヒステリックに私を大きな声でどなりつけた。
「そんなに好き勝手にやりたいなら自分で自立して
なんでもできるようになってからやりなさい!
親の世話になっているうちは親の言う事を聞くんだよ!」
右の頬に平手が思い切り飛んできて直撃した。
こめかみの辺りに熱を感じて耳鳴りがし
自分の体がカァーっと熱くなっていくのを感じた。
その後もお母さんの怒鳴り声は鼓膜を震わせていたが
もう何も聞こえなかった。
逆上した私は同じくらい大きな声で吐き捨てた。
「だったら出て行くよ!出ていけばいいんだろうが!くそばばぁ!」
まるで積み木崩しみたいなステ台詞を残して
私は本当に実家を飛び出してしまった。
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