らぶどろっぷ【元AV嬢の私小説】 -363ページ目

第001話 17歳の夏

私が高校を中退し

親と大喧嘩の末

実家を飛び出したのは17歳の夏だった。


その日の夜もいつもの様に

お母さんはヒステリックに私を大きな声でどなりつけた。


「そんなに好き勝手にやりたいなら自分で自立して

なんでもできるようになってからやりなさい!

親の世話になっているうちは親の言う事を聞くんだよ!」


右の頬に平手が思い切り飛んできて直撃した。


こめかみの辺りに熱を感じて耳鳴りがし

自分の体がカァーっと熱くなっていくのを感じた。


その後もお母さんの怒鳴り声は鼓膜を震わせていたが

もう何も聞こえなかった。


逆上した私は同じくらい大きな声で吐き捨てた。


「だったら出て行くよ!出ていけばいいんだろうが!くそばばぁ!」


まるで積み木崩しみたいなステ台詞を残して

私は本当に実家を飛び出してしまった。



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