らぶどろっぷ【元AV嬢の私小説】 -348ページ目

第016話 家庭環境

二人はいつも


『やっぱり片親だからね・・・』


という視線に晒されて生きていた。


非行の正当な理由を与えられているかのようで
私にはそれがとても気にいらなかった。


理不尽だ。


だったら私は?


うちは両親共揃っている。


家柄、身分、申し分ない。


だとすると
私はなぜこうなってしまったのか?


答えの矛先を家庭に向けれないのなら
私は生まれつきの「悪」だとでも言うのだろうか。


「なんでこの子は親がしっかりしているのに?」


先生達はまるで宇宙人でも見るかのような
怪訝な表情で私をよく見た。


『やってられないなぁ・・・もぉ。』


「反省した素振り」も「ふてくされた態度」も

どちらも相応しくない気がしたから

私はいつもなんとなくヘラヘラしていた。


家庭環境なんていうのは
両親が揃っているだとか
親の職業などで計り知れるものではないではないか。


家の中の事など
中にいる当人にしかわかりえない事なのに・・・。




『ねぇ。美咲・・・』




3nin



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