らぶどろっぷ【元AV嬢の私小説】 -263ページ目

第097話 常用

『注:本文は小説です


パパのくれる葉巻を
私はとても気にいっている。


毎日仕事が終わってから

葉巻を吸える事が楽しみで

私は頑張って組の家業を手伝っている。


その葉巻は本当に魔法の葉巻だった。


意識はまどろみ

肉体は沈んでいくのに
感覚だけが冴えたままで

気持ちは陽気になる。


スピーカーから聞こえてくる音は
綺麗に澄みわたり
一音一音が独立して聞こえてくる。


音は耳だけに響かず
体に直で振動を与える。


重低音はお腹のあたりにドーンドーンと溜まりながら波打ち

高音やデジタル音はつま先から脳天にかけて抜けていく。


食べ物は魔法のスパイスをかけられた様に
どんなものでも美味しくなる。


冷めたピザ、伸びきったカップラーメンまで

驚く程おいしい。


とくに甘いものは絶品で
チーズケーキやキットカットは最高だ。


口の中でまったりと甘みが粘つき

あったらあるだけ
無心で食べ続けてしまう。


この1ヶ月で

私の体重は3キロも増えてしまった。


SEXに関しては
肉体がリアルに感じられる。


私はSEXの時

心と体が分離してしまう事が常で

SEXは苦痛でしかなかったのだけど
葉巻を吸うと
それなりに感じる事が出来る様になっていた。


葉巻を吸っての
一人での悪癖は
普段の何倍もの快楽を与えてくれる。


パパとしても

一人でしても

その後はすぐに眠くなってしまい
ぐっすりと眠る事が出来る。


起きると完全に抜けていて
普段と変わらない自分で目が覚める。


お酒みたいに
気持ち悪くなったり
頭が痛くなったりする事もないし
次の日にも全く残らない。


手頃な娯楽というかんじで
私はなんの罪悪感もなく
常用する様になっていた。


疲労とストレス

そして

耐えがたい未来への不安から逃げるために。


ke-ki


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