松本真理子@Mariフラメンコ教室です。
「生徒たちと発表会の衣装のことでもめてしまって」
こういう話を他教室の先生からよく聞きます。
相談を受けることもあります。
また東京クルシージョ生たちからも
衣装に関する不満をよく耳にします。
先生は発表会の衣装をそろえるよう
生徒たちにお願いしますが
フラメンコ衣装は決して安くないので
毎回衣装購入となると
それもそれで生徒は大変です。
発表会という舞台がどういうものか
よく分からない人たちにわかりやすく解説すると
衣装をそろえた方が絶対に綺麗です。
わざわざ来場されるお客様にとって
衣装は大切な要素。
「マリちゃんの教室発表会は衣装がちゃんとそろっていたり
統一感があるから見やすいね。
私の教室は衣装が自由だからある意味いいんだけど
見に来る友達から
衣装がバラバラだとどの曲も同じに見えてつまらない
って言われちゃったのよ。」
他教室に通う私の友人がこんなことを言っていましたが
そう
全曲が衣装バラバラだと
舞台としてみるとマイナスです。
群舞曲は、色の統一や柄の統一などないと
お客様は退屈します。
もちろん衣装だけの問題ではなく
経費削減で安いギャラのアーティストを雇ったり
照明がシンプルだったり
トータル的に質が低いと
「一度(発表会)見たらもういい」
となります。
そうなると、次の発表会は来てもらえなくなります。
お客様が全然来てくれない
となると
発表会出演のモチベーションは上がりませんし
もう発表会出演はいいや
となります。
私の友人のフラメンコ教室は、発表会開催予定が
出演希望者が少なくて中止になったそうです。
発表会という目標がないのと
習うモチベーションが上がりません。
気力が落ちれば体力もいろんなものが落ちていきます。
私は質の高い発表会を維持するために
いろんな工夫をしています。
その中でも、衣装は重要です。
入門生は、先輩の衣装を格安でレンタルできるシステムをつくりました。
これは、衣装を沢山持っている生徒たちが
人に貸すことでお小遣いがはいるし
入門生は衣装を買わなくても少額で衣装を借りられるので
とても良いシステムです。
もちろん、このシステムが安定するまで何年もかかり
今期からは事務局通さず生徒間同士でのやりとりに変えました。
初級クラスの衣装は、色の統一感を監修しています。
例えばアバニコを使うアレグリアスは
赤と白と決めて、その色の衣装を用意してもらいます。
アクセサリー系も色で統一感をだします。
他の初級曲は、暖色系と寒色系と決めて
色味をそろえてもらいました。
どうしても色があわない人がいたら
先輩からマントンシージョや上着をレンタルしてもらい
調整しています。
私の教室は、生徒同士仲が良く協力的なので
足りないものがあると
生徒同士が相談して探してくれます。
群舞トリを飾る中上級ロンデーニャクラスは
黒衣装ベースに白とからし色のマントンシージョを
お揃いで購入してもらいました。
からし色グループと白グループで2色にわけました。
何故2色にわけるかというと
この2色が複雑な動きで舞台空間をつくれるからです。
誰か決まった人だけが前列で踊る
ということはしないで
出演する生徒全員が必ず前列で踊れるよう配慮しています。
発表会に出演したことを生徒たちが喜び
また来場されたお客様も喜んでいただける
そんな発表会を目指しています。
前回の20周年記念発表会は大変好評だったため
生徒たちもお客様をよびやすい
と聞いています。
プロモーションビデオも制作し
6月23日の発表会チケットは1か月前に完売しました。
ありがとうございます。
今回の発表会も
生徒たちが喜び
お客様も喜ぶ
そんな舞台にします。
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■創立22年目のMariフラメンコ教室
正しい姿勢や身体の使い方などダンスの基礎づくりを重視したレッスンをレベル別に常設し、
舞踊団公演、発表会、イベントコンサート、ソロを踊るクアドロライブ
などの実績多数あり。
趣味で楽しみたい舞踊未経験者からソロ・プロを目指す人まで
フラメンコを学びたい全ての人が受講対象です。
興味のある方は、一度体験にいらしてください。
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