フラメンコシューズのサイズを間違えていませんか? | フラメンコダンサー松本真理子のブログ

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松本真理子@Mariフラメンコ教室ですおとめ座

 

先週から今日水曜日の夜まで

スタジオでフラメンコ用品を販売中で

レッスン前後に生徒たちがファルダ(スカート)を試着したり

サパトス(フラメンコシューズ)の試し履きをしていますキラキラ

 

 

どの商品が自分にあうのか

生徒たちはよく分かっていないので

私が対応していますひらめき電球

 

昨日は入門クラス前と後に

生徒たちにあうサパトス探しをしました宝石紫

 

どうも生徒たちの多くは

普段はくパンプスなどの靴を少しゆるめに購入しているようで

それと同じ感覚でサパトスを選ぶ傾向がありますあせる

 

フラメンコシューズ、つまりサパトス

ゆるめではなく

かかとがきちんとフィットしているものを選びましょうひらめき電球

 

サパトスのサイズの選び方

 

 

上矢印この写真のようにかかとに隙間があるのはNGです。

これではタコンという足技がきちんとできません。  

 

上矢印サパトスは、必ずかかとにぴったりあっているサイズを購入しましょう。

 

普段、ゆるめの靴を履いている人は

かかとがフィットしたサパトスをはくと

きつく感じるようですが

革靴は履いているうちに伸びてきます。

 

一度のびた革は元には戻りません。

 

ですからゆるいサパトスを買うと 日に日にゆるくなってタコンが打てなくなりますあせる

 

 

もしかかとにフィットして痛いと感じるなら

シュ―ツリー(シューキーパー)で伸ばしてください。

 

足が幅広の人も、このシュ―ツリーを使って横幅を広げることが出来ますひらめき電球。  

 

  

もしサパトスが伸びてきてゆるいと感じたら

対応策として靴底シートをいれたり、スポンジをいれて調整してください。  

 

 

フラメンコ舞踊にとってZapatos(サパトス)は、踊り手の命みたいなもの。

 

 「弘法筆を選ばず」ということわざがありますが、天才ダンサーならともかく

ダンサーの命ともいえるサパトス選びは慎重にしなくてはいけません。

 

このサパトスで踊りやすさと音の質が変わりますから、

自分の足にぴったり合い相性のよいものを妥協することなく探してくださいメラメラ。  

 

靴裏の釘について

サパトスの特徴として、靴裏に釘がうっています。

 

 

この釘の音でフラメンコ独特の足の音を鳴らします。

 

日本には、初心者用に釘がないタイプも売っていますが、

それは習う場所の床に傷をつけないよう配慮されたもののようです。 

 

私の最初のサパトス1足目は、ゴムベルトの釘なしでした。

 

そのサパトスでマドリッドのアモール・デ・ディオスのレッスンに行ったら、

足の音の違いにすぐ気づいたマエストロ(師)達に、

 

釘なしはダメ!

すぐに釘ありを買いなさい! 

 

と怒られ、サパトスを買いに行ったのを今でも鮮明に覚えています。 

 

そう、釘なしはフラメンコ独特の足音がきちんとだせません。 

 

ただ日本のスタジオによっては床に傷がつくからという理由で

釘なしタイプを指定される教室もあるかもしれませんから、

それは自分が所属する先生の指示に従ってくださいね。  

 

サパトスのデザイン

サパトスのデザインは、メーカーによってシンプルなものから個性的なものまで豊富にあります。

 

 

 

よく使われるタイプが、足の甲が皮紐タイプになっているものです。

  

 

 一番安いサパトスは足の甲がゴムタイプのものですが、

これはゴムがのびると使えなくなるので寿命が短く、

予算許すなら足の甲が革紐タイプをお勧めします。 

 

革紐タイプは、使い方と手入れによっては10年くらい使え、

シンプルで飽きがこないので練習生からプロまで愛用されています。

 

2足目以上買える方は、衣裳の色にあわて購入してください。

 

例えば赤の衣装を買ったなら、赤のサパトスを買いましょう。  

 

サパトスの皮について

サパトスの表面は皮でできています。 

表皮と裏皮があり、表皮は丈夫で長持ちするので、最初は表皮がいいでしょう。

  

裏皮は華やかな色がだせるので舞台映えしますが、皮が柔らかいのですぐのび、長持ちしません。 

メリットは、すぐ足にフィットすることです。  

 

 

サパトスのかかとの高さ

かかとの高さは、低め(約3cm)、標準(約5~6cm)、高め(約7~8cm)の3種類があります。

最初は標準をおすすめします。 

 

低めは足の負担が軽いので、楽です。

過去に足首を捻挫して足の調子が悪い人は低めがお勧めです。

 

 

 

私はこの標準の約5cmを愛用しています。 

 

高めは足の音がだしやすくエレガントに見えますが、疲れやすく下半身が不安定になるので、個人的にはおすすめできません。 

 

サパトスのグレード

サパトスには、ノーマル、セミプロ、プロフェッショナルと3タイプのグレードがあり

素材や生産方法など違い、値段も違います。 

 

ノーマルやセミプロタイプは靴底が合皮でヒール部分はプラスティック(メーカーによって少し異なります)、

プロフェッショナルタイプは本革の2重底で手縫いでヒールの素材が天然木など、品質が違います。

 

  

 

習い始めの入門生は長く続くか不安でしょうから最初はノーマルタイプで十分です。 

 

上達にしたがいサパトスもグレードアップしてください。 

 

プロフェッショナルタイプはつくりが違うので安定感、音質が違います。  

 

サパトスの寿命はどれくらいか

「サパトスは何年くらい使えますか?」これもよく聞かれる質問ですが、これは個人差があるので断言は出来ません。 

 

毎日何時間も使えば1年くらいでダメになるものもあれば、

手入れをきちんとして使えば 10年以上使えるものもあります。

 

  

手入れとは、使い終わってシュ―ツリー(シューキーパー)をいれ、

レッスンから帰宅後、きちんと袋から出してサパトスの通気をよくします。

 

サパトスは革ですから湿ったまま袋にいれっぱなしは悪臭の元になりますし長持ちしません。

(ただし、屋外に放置はしないように)

 

 もしシューキーパーをいれずに持ち帰っても、

自宅で通気をよくしてからシューツリー(シューキーパー)をいれてサパトスの形を整えましょう。 

 

日常の癖で、足の片側に重心がのりサパトスの形が少しずつ歪んできますから、

このシューツリーで歪んできた形を整えたり、新品の硬いところを伸ばしたりします。 

 

新しいサパトスを履いてどこかがあたって痛い場合、

シューツリーで伸ばすと驚くくらい楽に履けるようになります。

 

ただし伸ばしすぎると元に戻らないので、少しずつ試しながら伸ばしてくださいね。 

 

足底裏のゴムも、すり減ってきたらすぐ修理してください。

 

マメにメンテナンスをすると長く使うことが出来ますひらめき電球。  

 

 

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