こんにちは。
鞠小路スタイル京都教室の橋詰です。
着物を買う時、最近では仕立て上がりのものを買うことも増えましたが、
基本的に着物はお誂えするもの。
自分サイズの着物が欲しいと思った時に、
最低限どこのサイズが分かればいいのか、というところをお話していきます。
もちろん着物屋さんでも採寸はしてくれますが、自分のサイズが分かっていると、
お願いするのもスムーズです。
着物をお誂えする時に必要な寸法① 身長
身長から着物の長さを割り出すことができます。
女性の着物の長さは身長とほぼ同じ長さになります。
着物をお誂えする時に必要な寸法② バスト、ヒップ
バスト、ヒップから、着物の幅を割り出すことができます。
着物は体に巻きつけて着ていくもの。
幅が狭すぎるとはだけてきてしまうし、広すぎると余ってしまう。
着付けにおいては、この幅が意外と重要なんです。
丁度良いサイズになるように、バストもヒップも一番出ている所で測ります。
着物をお誂えする時に必要な寸法③ 裄(ゆき)
腕を斜め45度くらいに伸ばした時に、首の後ろの付け根のぐりぐりから、肩を通って手首のぐりぐりまでの長さを計り、洋服でいう袖の長さを決めます。
着物では、この部分の長さのことを裄(ゆき)と言います。
着物をお誂えする際には、他にも指定できる部分がたくさんありますが、
最低限、先に挙げた項目が分かれば、仕立て屋さんが寸法を割り出して仕立ててくれます。
何だか難しそうと感じる着物の寸法ですが、一度知っておくと便利ですよ。